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内容説明
識別怪獣兵器10号を装備して、群発災害に対応する保科。史上初、意思を持つ怪獣兵器との実戦は困難を極めるが、保科の機転で攻勢に転ずる。一方、カフカのいる大泉エリアでは6体もの超大型怪獣が出現し、戦況は悪化していく。そこに思わぬ援護が…!? ――9号の思惑が交錯する、第十巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
60
今巻のカバーイラストは、表がキコル、裏が怪獣15号。しかも対象的に描かれている。映し鏡のようにそっくりなデザインにしたと著者が言っているが、カバーがそれを象徴している。精神まで襲ってくる怪獣15号。乙女vs怪獣の結末はいかに⁈2023/08/10
眠る山猫屋
54
クライマックスかと！？今まで以上に手強い怪獣たちの複数襲来に分断される隊員たち。隊長たちの個性に対応するかのような組み合わせがあざとい。後半はキコル怪獣１５号の一騎討ち。キコルの覚醒が戦況を変えたかに見えたが。たった独りで怪獣に立ち向かうというモチベーション、冷静に観たならこんなに恐ろしい状況ってないな。表紙がキコル、そしてその裏側が母って、味がある演出w2023/10/13
ミキ
53
うーん。なんかストーリーが停滞してない？ このまま戦いを見せられ続けるならちょっとしんどいなぁ。2023/08/05
sin
46
「作者へ、目標とされていた１０巻到達おめでとう！」さて、襲いくる怪獣の群れを己れの能力を発揮し制圧していく隊員たち…だがしかし、それは９号の策略だった！各々の主力メンバーの前に識別クラスの怪獣たちが立ち塞がる！１１・１２・１３・１４・１５号が！隊員との相性で選ばれた識別クラスの怪獣が彼らを圧倒する！2023/08/09
yukaring
45
胸アツな戦いが繰り広げられる10巻。次々と現れる怪獣たちを撃破する鳴海、ミナ、保科そしてキコル。皆各々の戦い方で人々を守ろうとする思いに胸を打たれるが、更なる思惑を繰り出してくる9号にまさかの苦戦を強いられ・・。シリアスな中でも保科副隊長と識別怪獣兵器10号との漫才のような掛け合いが面白い。カフカの出番は少ないがきっとこれから見せ場がくるはず。頑張れカフカ！
