レーエンデ国物語

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レーエンデ国物語

  • 著者名:多崎礼【著】
  • 価格 ¥2,035(本体¥1,850)
  • 特価 ¥1,424(本体¥1,295)
  • 講談社(2023/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784065319468

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内容説明

毛布にくるまって読みふけった
あの頃のあなたへ――

家を抜け出して、少女は銀霧が舞う森へと旅に出た。
こんなファンタジーを待っていた!

ーーー

異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。
母を失った領主の娘・ユリアは、結婚と淑やかさのみを求める親族から逃げ出すように冒険の旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。
空を舞う泡虫、琥珀色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。ユリアはレーエンデに魅了され、森の民と暮らし始める。はじめての友達をつくり、はじめて仕事をし、はじめての恋を経て、親族の駒でしかなかった少女は、やがて帰るべき場所を得た。
時を同じくして、建国の始祖の予言書が争乱を引き起こす。レーエンデを守るため、ユリアは帝国の存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

486
レーエンデ国物語と聞いて題名に世界的に有名なファンタジー作家のミヒャエル・エンデさんの名前が含まれているのに気付きましたね。西洋世界が舞台の日本人作家が描いたファンタジー作品。面白かったです。傭兵の偉大な英雄ヘクトルと娘のユリア、二人を助ける元傭兵の弓の名手トリスタンの3人が中心となる物語で、レーエンデ国の最大の特長は「銀呪病」という全身が銀色に覆われて十年以内には死に至る恐ろしい風土病(但し伝染病ではないのが救いですね)の存在に気が休まることなく常に心を脅かします。でも残酷描写は皆無でソフトな印象です。2023/07/22

starbro

386
読書メーター読みたい本ランキング第一位ということで、期待して読みました。多崎 礼、初読です。主人公のユリアの魅力度が乏しいのが気になります。第二部を読むかどうか思案中です。本作品は全何部構成なのでしょうか❓ https://leende.kodansha.co.jp/ 2023/07/13

zero1

222
私がすべき事は何?異世界を描きつつも問われているのは読者。約500ページをじっくりと読んだ。英雄のヘクトルと共に呪われたレーエンデに向かう娘のユリア。交易路と陰謀、弓の名手で二人の案内役トリスタンの秘密とタイムリミット。銀呪病の克服なるか。天満月の乙女とは?幾つかマイナス点はあるが、くどくど言うまい。続きはあるものの、図書館利用だと、すぐには読めない。名台詞が多数(後述)。本書を1000冊目にすべきだったか。2023/12/06

うっちー

213
日本作品でもこんなファンタジー作品があるのかと。2023/10/25

yukaring

178
"呪われた地"と呼ばれるレーエンデ。全身が銀の鱗に覆われ苦しみ息絶える"銀呪病"を風土病とするその土地をめぐる壮大なファンタジー。乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤独城、シャボン玉に似た泡虫と呪われた地とは思えぬレーエンデの美しい描写に魅了され、更にその土地にやって来た貴族の娘ユリアと英雄の父ヘクトル、寡黙な射手トリスタンの繰り広げる波乱に満ちた命懸けの大冒険にすっかり引き込まれ、彼らと共に一喜一憂してしまう自分がいた。苦難の中でも決して諦めない彼らの思いが尊く、胸に熱いものが込み上げてくる思いだった。2023/09/01

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