レーエンデ国物語 夜明け前

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レーエンデ国物語 夜明け前

  • 著者名:多崎礼【著】
  • 価格 ¥2,398(本体¥2,180)
  • 特価 ¥1,678(本体¥1,526)
  • 講談社(2024/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065351987

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内容説明

あなたを愛しています。
兄妹は互いを愛していた。きっと、最期のときまで。

累計22万部突破!
2024年本屋大賞ノミネート作「レーエンデ国物語」シリーズ最新作

ーーー
四大名家の嫡男・レオナルドは佳き少年だった。
生まれよく心根よく聡明な彼は旧市街の夏祭りに繰り出し、
街の熱気のなか劇場の少女と出会う。
――そして、真実を知り、一族が有する銀夢草の畑を焼き払った。

権力が生む欺瞞に失望した彼の前に現れたのは、片脚を無くした異母妹・ルクレツィアだった。

孤島城におわす不死の御子、一面に咲き誇る銀夢草、弾を込められた長銃。
夜明け前が一番暗い、だがそれは希望へと繋がる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

304
レーエンデ国物語、シリーズ第四弾、ラス前です。 物語はクライマックスに向けて盛り上がって来ました。革命前夜、レーエンデ・レジスタンス!続いてラストⅤ巻へ。トータルの感想は、全巻読了後に。 https://leende.kodansha.co.jp/2024/05/22

ユースケ

164
ファンタジー小説「レーエンデ国物語」の四作目を読了。 相変わらず、序章で明かされる衝撃の結末。”夜明け前”というだけあって、最終巻に向けてのつなぎのような内容とおもいきや、今作もなかなかにドラマティックで、常に登場人物たちの救いを求めるような内容となっている。 出てくる登場人物は有能な者が多い中、身分で卑屈な状況に追いやられるキャラクター「ステファノ」の苦悩が、読んでいてとても苦しかった。「ステファノ」は利用されるように***になるのだが、最終巻では果たしてどのような存在になっているのか、気になるところ。2025/06/18

FUKUSUKE

159
君は自らを偽り、悪女を演じ、最後はレーエンデのために犠牲になる道を選んだんだね――中ほどまで読み進めたところで気づくと、そこからはルクレツィアが選んだ戦い方を見守るしかできない。「夜明け前」というタイトルにあるとおり、この物語はレーエンデ国独立のための革命につながるお話なのだが、ルクレツィアの生き様を描いた話であると言ってもいいだろう。もちろん異母兄であるレオナルドの話もあり、彼が成長していくのも見どころだ。だが、ルクレツィアが美人で賢くて、レオナルドが好きで……となると、また結ばれない愛があって悲しい。2024/05/11

モルク

138
第4弾。ペスタロッチ家の嫡男、正義感に溢れ誰にでも愛されるレオナルド。そして彼の美しく悲劇的で残酷な腹違いの妹ルクレツィア。神の御子を守るために悪い魔女になりきり、愛する兄レオナルドに殺されることを望んだ彼女。お互いの正義は一本にはならない。5才から最後は18才の誕生日まで描かれるルクレツィアは子供の頃から聡明で妖艶である。そしてレオナルドの従兄弟で彼女に夢中になるステファノはあまりにも愚鈍。実は夜明け前が一番暗い。次巻完結編とどのように繋がっていくのか、レーエンデに明るい朝が来るのか。次巻が楽しみだ。2025/05/27

ちょろこ

138
レーエンデ4の一冊。夜明け前というタイトルが心を掻き立てる。革命への歴史、第4ステップの要人となるのはレオナルド・ペスタロッチ。彼が何を知り、誰と出会い何を得てどう繋げるのか…序盤から早くも鼓動は高鳴る。レーエンデという国の歴史から今という現状までを目の当たりにしたレオナルド。どう、民の心を自由を求めるように動かしていくのか、数々のアプローチは圧巻。レオナルドは夜明けをもたらす光と信じる"魔女"の覚悟がたまらなく心に刺さる。立ち上がるのか、より深い闇を選ぶのか、それを決めるのは、決めることができるのは誰?2024/07/12

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