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内容説明
奴隷市場で黒髪黒目の少女・マリアと再会した相川渦波は、どこか妹を思い出させる彼女のことが
どうしても気に掛かり、迷宮攻略の仲間に引き入れる。
死と隣り合わせの探索を拒否するマリアだったが、カナミの経験値が分配されるPTシステムによって図らずもレベル上げは加速度的に進んでいく。
さらに、魔石の入手により新たな魔法の習得にも成功し、熟練の探索者の域にまで達するも……
心の在り方として――
私はあなたの奴隷ですよ。
頑なに主従関係を崩そうとしないマリア。
だが、カナミとの暮らしの中で彼の人柄を知り、少しずつ温かさに触れていくのだった。
スキル『炯眼』を宿す彼女の眼に映るものとは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
18
★★★★★マリアへのパワーレベリングとラスティアラの再訪。まだこの時期はマリアが比較的まともに描かれているのが、この先を知っている身としては違和感しか感じない。ただ、後々の展開の伏線と言うべき描写はちゃんとされているので、コミカライズとしては満点の出来なんだよなあと。まあ、ステータスや迷宮などのわかりやすすぎる謎に意識を向けるよりも先に、身近な存在にもっと目を向けようぜカナミ…と思わなくもないが…2023/05/27
彼方
8
マリアのレベリングに始まり、ラスティアラ出奔でセラとの決闘までを描く第5巻。この頃の魔法を初めて使えて調子に乗っちゃったり、奴隷であることを逆手にからかったり無邪気なマリア…めっちゃうぶな気持ちになりますね…。セラさんはキモさに磨きがかかってるな…ここまでなのは序盤くらいなので懐かしい。細かいライナーだとか、色んな事が後に繋がる布石が相変わらずで原作ファン的に今回も納得の出来栄え。というか後書きに小説版新刊ってことは期待していいので…!? 漫画版共々、もっとたくさん刊行してほしい…本当お願いします…。2023/07/10