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内容説明
異世界で初めての友人・ディアの右腕と引き換えに、二十層守護者・ティーダを倒した相川渦波。
治療のため入院することになったディアに背を押され、再び一人で迷宮に挑む決意をしたカナミに街中で突如、声を掛けてきた少女がいた。その少女は、ダンジョンを抜け出してきた十層守護者≪火の理を盗むもの≫アルティ。
戦うことが目的ではないという、彼女の口から語られる守護者を殺す方法。それは、各々の未練を解消させるというもので――
私の望みは一つ
恋を、成就させたいんだ。
口にした望みは果たして真意なのか。元の世界への帰還を目指す少年は、迷宮ボスと共に迷宮攻略を進めるのだった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
13
★★★★☆火の理を盗む者アルティとの共闘、パリンクロンとの出会いやマリアの購入…先の展開を知っているだけに、割と考えなしで行動しているこの頃のカナミの危うさにヒヤヒヤする。特に、一番の失態をさらっと流しているところとか、思わず身悶えするほど。未来に向かって順調に負債をかかえている彼の活躍が今後とも楽しみ。2021/08/25
のれん
11
今思うと、この時のカナミの行動は未来の自分にタコ殴りされそうなもんばっかやなぁ。 いや、でもこんな弱さを抱えてるからこそ、強くなれる過程を踏めるのかもしれない。 アルティとマリアの邂逅をじっくりやってくれたことには感謝。彼女たちこそドロドロのいぶそう感の始まりといえるから。 そして初のライナー登場のモブ感に笑った。作者的にも大きく変貌したキャラの一人だろう。スノウの方がまだ目立ってるよ。こんな日常感ですら理由ある暴力で全てカナミを襲ってくるのだ。仕方ないけどやっぱり笑えて面白い。2022/03/23
彼方
7
迷宮の守護者ながら、友好的に接してくる火の理を盗むもの・アルティとの遭遇を機に動き出す2章の始まり。原作の遠い未来を知っているとただの会話、何気ないやり取りすら本当心に刺さる…庇われたディアが重傷を負い警戒心バリバリな、しかしまだまだ浅慮なカナミのあれこれはもうねぇ…面白いなぁ…。今回もオリジナル魔法におっと思わされたりスノウやマリアとの出会い、パリンクロンとの邂逅…不穏な空気が見事に表現、どころか強調されていて今回も見応えがありました。強いていえば書き下ろしSSがなかったのだけ残念…早く次巻が読みたい。2021/08/25
KUU
3
少女奴隷とか飼いだすとまさにって感じだなぁ。主人公の戦闘力上がりすぎ感だが、原作と違ってパーティ救出を主人公一人でやってるからなんだなぁ2021/09/22
Dー
1
スノウやパリンクロンも出てきて新展開を予感させる4巻。それにしてもラスティアラはやばい子。2023/05/19