化物語 特装版（２１）

著者名：西尾維新【原作】/大暮維人【著】

講談社（2023/03発売）

• ISBN：9784065309285

内容説明

戦場ヶ原ひたぎ。阿良々木暦がある日受け止めた少女。そう、彼女の体には―体重がなかった。１匹の“蟹”に行き遭い、体重を根こそぎ持っていかれていた。化物は、はじめからそこにいる。いつも。どこにでも。『掟上今日子の備忘録』西尾維新×『エア・ギア』大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異！ 怪異！ 怪異！　新しく、今巻き起こる〈物語〉！

最終章「つばさキャット」決着へ!! 忍の一件を解決し、残す問題は“羽川翼”のみ――。しかし、新たな怪異・苛虎となって大きく膨れ上がった彼女の感情は強大に過ぎ……！
西尾維新書き下ろし短々編「かれんバイオレンス」収録！ 大暮維人描き下ろし本編＆カラー口絵ページ、特別寄稿「化物画廊」(三上裕／上野はる菜／木南ユカ／音羽さおり／三香見サカ／中島三千恒／裏那圭／片岡人生・近藤一馬／川野美樹[growerDESIGN]）収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[leo18]

羽川の告白も良かったけど、やはりひたぎと父親同伴デートが好きすぎる。シリーズ屈指の名シーン。

2023/03/24

[ほたる]

ついにつばさファミリー編が終結へ。これだけの表現力でもって完璧に羽川翼の想いを描き切り、戦場ヶ原ひたぎの想いを描き切っているのがホントに凄まじい。1ページ1ページごとに鳥肌が......これだけ物語シリーズの良さを理解しさらに昇華できるのが凄い。阿良々木暦についてもまたしかりで、念願のデート回だったわけだがこれもまたすごい。ここまで完璧どころか原作を超えたコミカライズを今までで見たことがない。次回いよいよ完結。

2023/03/16

[半熟タマゴ＠コミック]

原作のエピソードとオリジナル展開が見事に合わさった『つばさキャット編』完結。最終章が始まった頃には、ここまで丁寧に羽川さんの物語が描かれるとは思ってなかったですね。漫画ならではの見せ方も素晴らしかった！ 羽川さんファンは必読なコミカライズになってます。

2023/06/13

[なつのおすすめあにめ]

ああ、化物語だったなこの漫画……という感じになってきたら次巻完結。「かれんバイオレンス」、今までで一番いいかも。

2023/03/31

[takeさんなのですよ]

クライマックス 羽川は自分を受け入れた

2023/07/19