化物語 特装版（５）

著者名：西尾維新【原作】/大暮維人【漫画・漫画原作】

講談社（2019/04発売）

• ISBN：9784065148907

内容説明

自分とは住む世界が違う、学園一のスーパースター・神原駿河。そんな彼女に、阿良々木暦はなぜかストーキングされていた。理由を探る中で、怪異の存在へと辿り着いた暦を前に、駿河本人の口から語られた“願い”とは…。西尾維新×大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異！ 怪異！ 怪異！　誤魔化せぬ、願いと悔いの〈物語〉！西尾維新書き下ろし短々編「するがスピード」、図説・大暮維人仕事場紹介、特装版限定カラー口絵ページなど特典もりだくさん！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

「ああ･･･それと、この状況を解決する為のね。もう一つの方法はね──阿良々木君、君がお嬢ちゃんにブッ殺されること、──さ」。左手と一体化してしまった「猿の手」を何とかしてもらう為の忍野メメの住処への道行きで、戦場ヶ原ひたぎとの馴れ初めや深い思慕、ひたぎの抱えていた問題を解決した阿良々木暦への複雑な気持ちを吐露した神原駿河。物怖じしない、性にオープンな闊達さに巧妙に隠蔽されていた彼女の本当の気持ちが、触れるものを削り、抉り、骨をへし折り内臓を踏み付ける。まだまだ続く「するがモンキー」(以下コメ欄に余談)。

2019/04/26

[ヴィオラ]

コミカライズ５冊目。今のところの最新刊かな？ 引き続き「するがモンキー」。やっぱり作者さんも書いていて楽しいのか、もう少しだけ続くみたい。 にしても、ちゃんと単行本未収録短編「ひたぎスローイング」まで取り込んでいる辺り、丁寧にコミカライズしてる感じで好印象。 収録短々編は「するがスピード」。いつも通り暦とヒロイン（今回は神原）との掛け合いなんだけど、今回は内容が少し掴みづらかった。もう何回か読んでみないとダメかも。

2019/05/26

[零崎夢織]

令和に登録ですが読んだのは平成。 するがモンキー中編。細かい部分を忘れてしまっている…小説版読み直しかな。

2019/05/01

[なつのおすすめあにめ]

おお、アニメよりも好きかもしれん。

2019/04/27

[生ハム]

忍野がいる物語シリーズは締まってるなぁやっぱり。個人的に結構胸のえぐられるレイニーデビル回。次巻まで続きます。結構尺をとって、丁寧にやってくれている感。 「本当の自分の気持ちと向き合えますか」というテーマが重い。あれだけ天真爛漫に自分のことを語り、人懐っこく慕ってくる神原だからこそ、なおさら。その後の「花物語」を知っていれば、さらに尚更。 大暮さんも毎度素晴らしい作画で涙が出そう。神原可愛い。髪が短い頃も良いですねぇ。毎度毎度、ちゃんとサービスシーンを入れてくれるサービス精神（趣味？）も最高です。

2019/05/01