内容説明
TVゲーム嫌いだった彼女が「史上最速の青いハリネズミ」ソニックのゲームにハマっている様子を見て「誰の影響で?」と、恋人の心が別の男に奪われたことを疑って嫉妬するマリオ派男子の葛藤を描いた「ハリネズミのジレンマ」、街中でポーズを決めるハダカの銅像から彼らの物語を妄想する「ヌー銅物語」、投稿雑誌で見かける熟年夫婦を電車内で目撃して大興奮する「ときめき夫婦」、トム・クルーズと彼のオカンの会話を勝手にシュミレーションする「トムとマミー」ほか、「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」の書き出しでおなじみ、連載500回をこえた「週刊文春」の人気エッセイ「人生エロエロ」83本を収録。
巻末には、話題の本『土偶を読む』の著者・竹倉史人氏とのスペシャル対談も!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
59
安定のみうらじゅんです。一番笑ったのが「テストに出ますよ!」で書かれているT・バックたこ焼き。この人は本当に自然に人生を楽しんでいるんだと思います。ある意味私の教祖のような存在です。2023/03/12
Shoji
25
なんだか、雑多なことが書かれています。1話が3頁からなるエッセイを沢山収録。内容は、読んだ端から忘れた。唯一覚えているのが「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」というフレーズ。まあ、空き時間にどさくさに紛れて読むのがいいかも。2023/03/15
イワハシ
6
週刊文春連載の「人生エロエロ」の単行本。毎度毎度本当にくだらないエロネタ(褒め言葉)がこれでもかとつめこまれている。昔から読み続けているが、老いてなおくだらなさに磨きをかけている。素晴らしい2023/05/30
Daisuke Yabe
3
バカバカしいけどつい読んじゃう。老いるショックは、僕にも身近な話題だね。2023/04/14
totuboy
3
年度末の繁忙期に、時間の合間を見つけて読むには良い本。みうらさんのこだわりが随所に見られて面白い。土偶を読む、は気になっていた本で、その作者との対談も興味深く読めた。2023/03/30