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内容説明
「お城のおひめさまが病気なんです。どうかたすけてあげてください」 ある日風の丘にとどけられた、みしらぬ手紙。 魔女の子ルルーは、うわさに名だかいオーロラの城をめざし、とおい旅にでかけます。 ところがそこには、あれはてた街と、おそろしい運命がまちうけていたのです──。 やさしい魔女の子ルルーの、勇気と愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
16
〈1〉がすごく良くて、図書館に行くたびに〈2〉を探していたのだが、全然出会えず、なんで?と調べたら、なぜか〈2〉だけは遠い方にしかなかった!(両方にある巻、片方にしかない巻がバラバラとあるのは不思議だ) 結局、予約。1巻の最後で、魔女として生きていく覚悟を決めたルルーに、助けを求める手紙が届く。ルルーは遠い国まで旅に出る。そこで出会ったのは……。相反する考え方、だが、どちらも正しいと言える。本当に難しい! 魔法で魂を吹き込まれたぬいぐるみの「ペルタ」は、今回もいい働きをしてくれる♪ 2015/01/15
Norico
13
「その本の物語」を読んで、近所の図書館にあったルルーのシリーズを借りてきました。2巻からスタートだけどしょうがない。その本の物語には収録されてないオーロラのお城のお話。『人は理想のために、つめたい心になれるのかもしれない。でも、心の奥の方の柔らかい部分は、自分のしている「正しいこと」にきずつくこともあるのかもしれない』という文章になんだか納得。いい人と悪い人って、どこで分かれるのかなと考えさせられます2014/09/30
そう
12
「その本の物語」を読んで気になったので図書館で借りました。児童書なのに、テーマが難しく考えさせられます。正義とはなにか。同じように想っているのに、考え方が違うため対立してしまう。きっと、正解なんてないんだ。2015/09/03
mikipon
11
『その本の物語』を読んだので、ルルーのシリーズを娘と一緒に読んでます。この巻は、『その本の物語』では取り上げられていなかったので初読。子供向けのファンタジーながら、いつも結構深刻なテーマが隠れてるような気がするこのシリーズ。魔女に対する迫害などは、あちこちで触れられていますが、今回はどちらも国を想っているのに、意見が対立する二人がでてきて、ルルーはどちらが正しいのかわからなくなります。最後はルルーではない人が決着を付けますが・・・2014/10/19
あゆみ
10
★★★★★ 図書館本。2018/02/16