なんでも魔女商会20 運命のウエディングドレス

著者名：あんびるやすこ

岩崎書店（2022/12発売）

• ISBN：9784265054879

内容説明

「私が一番きれいに見えるウエディングドレスは？」花嫁なら誰だって、運命のドレスとの出会いを信じるもの。シルクはそんなドレスを作ってほしいと頼まれてしまいます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小夜風]

【図書館】魔女として生まれた時から着ることが決まっていた運命のウエディングドレス。そのドレスを探し求めてリフォーム支店にやって来た魔女エリカ。ところが彼女の運命のドレスは｢呪いのウエディングドレス｣でした。ネガティブな気持ちだとあっという間に染みだらけになり、ポジティブな気持ちだと純白に輝くドレス。自分も超ネガティブなので、考え方を変える特訓のために着てみたいわ(笑)。幸せはいつも自分の心が決める……ですね♪

2015/07/02

[しげ]

とても美しいドレスなのに、身に付けた女性が「どうしてわたしばっかり…」「ついてない」といった言葉を口にすると、たちまちシミが浮かび上がり、ほつれができ、とたんにみずぼらしくなってしまうという「呪いのウエディングドレス」のお話。どんな出来事でもそれを不幸な出来事とするか、人生の糧とするかは自分次第なんですよね。「わたしってなんて不幸なの…」と言って自分でせっせと「不幸」を作らないようにしようと思いました。

2013/09/28

[Rabbit Teacher]

このお話は何かミステリーみたいだ。

2023/06/28

[みとん]

魔女は生まれたときから運命のドレスが決まっている。ツイていない魔女のエリカも恋人からいつプロポーズされてもいいようにドレスを探し、たどり着いたのがリフォーム支店。そこの倉庫にあったドレスが運命のドレスだったが、「呪われたドレス」として封印されていたもので・・・。良い事も悪い事も本人の捉え方次第。人の気持ちだけで呪い持ちにされていたドレスはかわいそう。頑張ってポジティブになる練習、子どもたちにやってほしいなぁ。体育の授業でも運動会でも「赤組の呪い」とか言って、組分けの時点で勝敗を判断するんだから・・・。

2016/06/09

[さき]

【小2】呪いのドレスがあったおかげで、エリカの悲しい言葉が少しでも幸せな言葉に変わって、自分も幸せな気分になりました。幸せの第一歩だなぁ、と思いました。私なんて、と思わないように、もっといい考えを出していきたいと思いました。(娘)

2025/07/21