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内容説明
芭蕉・蕪村・一茶・子規・茂吉・啄木など,おなじみの作者はもちろん,平成の名句・名歌を多数収めた「現代の万葉集」シリーズ最新刊.15歳から103歳までの老若男女による平成のうたの競作が楽しめる1冊です.『朝日新聞』2004年5月から2005年4月までの掲載分を加筆のうえ収録.通巻18冊.
目次
春のうた
夏のうた
秋のうた
冬のうた
あとがき
作者略歴(兼キーワード)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
41
#石川啄木 #短歌 春の雪銀座の裏の三階の煉瓦造にやはらかに降る #返歌 春の雪鉄路に積もりまびくのが運行安全基本事項す #解説歌 本数を間引けば混雑増長し安全確保困難さ増す 運行の間隔三分神業で都会の過密再考の機会2016/01/27
葉
3
春夏秋冬のうたとその解説が載っている。『青葦』所収の久松久子の「梅一輪小さき歯刷子増えてをり」といううたは、幼児ではないという推測が書かれている。個人的に朧夜や初蝶といった格好のよい言葉が入り、きれいなうたになっていると面白く感じる。「四万六千日五臓六腑を念入りに」といううたが印象になぜか残っている。作者の略歴が最後に載っており、東大卒といった様々な経歴がそこにはあった。2018/06/08