角川コミックス・エース<br> アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 (6)

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角川コミックス・エース
アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 (6)

  • 著者名:たかぎ七彦【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 特価 ¥352(本体¥320)
  • KADOKAWA(2022/05発売)
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  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041119242

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内容説明

時は戻り、日本軍側の実質的な総司令官である鎌倉幕府・執権「北条時宗」の話――。モンゴル大帝国という脅威と立ち向かう、鎌倉武士をも恐れる男はどう生まれたのか…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

83
前巻末、神風は吹けども敵を退ける程の威力もなきことが判明、愈々博多前面邀撃戦と思い、表紙を開けると、北条時宗編がスタートしていました。父時頼を早くに亡くし、鎌倉の政争の巷へ早々に放り出された彼は、総指揮官としての決意を新たにするのでした。とはいえ、やる気十分な朝廷を描いた創作は、初めて見たような気がします。女真族出身の劉復亨元帥の壮絶な出オチというか、少弐景資の引き立て役も珍しいものと言えましょう。しかし、数に勝る蒙古軍は遂に博多市街に手を掛けてしまいます。博多市街で迅三郎の新しい戦場が次巻で待ちます。2022/05/26

なっぱaaua

42
ここにきて執権北条時宗の話。朝廷では蒙古襲来は想定していたという。2月騒動の名越家との話はここに繋がっていたか。しかし対馬の惨状さえ鎌倉はまだ知らない。想定していてもこの時代の武士たちがだらしないのか、元が強すぎてこれが普通だったのか。少弐景資の矢によって劉復亨が負傷する。元の撤退の理由の一つだったと何かで読んだことがあるが、結構史実に謎の部分が多いので、この後をアンゴルモアではどう描くのかが楽しみである。迅三郎は対馬出身者たちの住む集落に向かう。対馬を守るという一所懸命はここでも迅三郎を動かす。2022/06/25

のぶのぶ

19
 北条時宗のことが書かれているところが嬉しい。九州と鎌倉だと蒙古がせめて来ても、それを知るのが遅くなる、タイムラグが大きいことがよくわかる。大河ドラマを見ても、歩いて行くんだよなあと思いながら見ている。蒙古軍も馬を積んできたり、人をあれだけ連れてくる、途方も無いことだなあと思う。神風で解決しないとなると、どうやって追い払ったのだろう。続きが気になる。2022/05/31

さとみん

10
過去と現在を切り貼りする物語の見せ方がとても好きだ。今回は特に時宗のこれまでを語るエピソードが迅三郎と鏡写しになるあたりでゾクゾクした。「間に合わなければ援軍ではない」という台詞の皮肉。博多での再会のあっけない幕切れから、迅三郎はまたも地獄へ。対馬の時と違い、それぞれの思惑を優先する武士たちの中で、大友頼康の都合のいい信仰心が憎めなくて困る。遠くから眺める分には嫌いじゃないんだよな、ああいう人。2022/05/28

やすとみくろ

8
北条時宗に焦点を当ててくれたのは良かった。史実とは別の物語自体はフィクションだが、この経緯を描いてくれるのは大きいし、また、覚悟が決まってる時宗も良い。再び博多で戦いが始まるが、戦場の描写は視点がよく変わる所為もあって少し落ち着かない印象。博多編になって、戦場でも描く範囲が広がるのは仕方ないが、個人的にはもう少し迅三郎周辺のオリジナルな描写を見たいので、次回が楽しみ。2022/05/28

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