内容説明
幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
41
名前も付けられず幽閉され、一途に機織だけをして生きてきた少女。ある時、縁の糸を司る十織家の若き当主・終也に見初められて真緒と名付けられる物語。幼き日の約束を果たし、虐げられ続けた日々から真緒を救い出した終也。訳も分からぬまま嫁いだ十織家で、真緒を認めない女中たち、複雑な想いを抱く終也の双子の弟妹、終也を認めていない義母。そんな状況を仕方ないと諦めている終也に、不器用で一途な真緒が作り出す織物に込められた想いが少しずつ変えてゆく展開は良かったですね。最後に明かされる終也の執着もまたいい感じに効いていました。2023/01/19
starly
17
街1番の機織り上手であり領主の花嫁となった真緒。そんな彼女を真綿で包み込むような優しさを与える領主、終也。2人共に穏やかで平和な生活を送ってほしいと思うものの様々な問題事の連続であった。実家で虐げられてきて嫁ぎ先でも虐げられる真緒。それでも嫁ぎ先の家族に認められようと努力する。諦めずに頑張る彼女は外見ではおっとりしてるように見えてしっかりとした意志を持ってると感じました。2023/07/01
悠
14
☆4.62026/03/04
ai*
12
主人公の設定がいまいちピンとこないまま最後までいってしまった感じがある。設定が複雑で惹き込まれたけど、こちらも全貌が掴めないまま終了してしまった感じ。登場人物たちも簡単に主人公に心を許しすぎていて、人の心ってそんなに簡単なものなの?と思ってしまった2022/04/24
クルミ
11
幽閉され、一途に機織をしていた少女がある時、縁を結び縁を切る神〈十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也〉に見初められ、虐げられ続けた日々から救い出され、終也と結婚。機織しかできなかった少女が外の世界をしり、知らないからこそ物怖じしないで行動する姿にある意味すごいと思ってしまった。2025/04/14
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