内容説明
無断で江戸に出たうえ吉原で豪遊の噂の藩主。
乱行の裏に驚愕の真実。
相役の大目付・稲生正武が大名の不祥事を言い募る中、三郎兵衛の孫・勘九郎が、怪しい武士の危機に遭遇。
二つを繋ぐ騒動の決着は?
大目付松波三郎兵衛は相役の稲生正武から、常陸下館藩主・石川総陽が秘かに江戸に出て、しかも吉原で豪遊していると伝えられる。一方、孫の勘九郎は、吉原で豪遊する怪しい武士を見つけ、その素性を探っていて、爆発事件に遭遇する。武士が石川総陽であることを知った三郎兵衛は、訳ありの総陽を匿い、御家乗っ取りを企む悪徳家老のあぶり出しを手伝うのだが……。
訳あり大名に大目付は! 新シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
67
古来稀なる大目付「たわけ大名」3巻。松波三郎兵衛正春の孫勘九郎の活躍の巻でしたね、お庭番桐野の過去や素顔が気になります。2021/10/17
デジ姫
8
今回は毒を盛られている大名や桐野の元弟子の先行きが気になりました。2021/08/27
つじつじ
2
結構深刻な状況なのに、緊張感ないなー。ハルさんが気がいいのは、いいんだけど、領民が吉原に売られていく様を見てるなら、そっちをなんとかした方がいいんじゃないかと思ってしまった。みんなたわけだわ。2021/10/17
goodchoice
0
大目付シリーズ第3弾で、今回は三郎兵衛の孫の勘九郎が中心で、今一歩役者不足を感じた。2021/09/16