内容説明
親子と紛う大目付と孫。
将軍吉宗の頼みに応え、幕府を守る大活躍!
大目付を襲う小藩の企み。
狙われた娘らを救い出し、抜け荷の謎を追う孫勘九郎。
二つの毒糸の絡みを解す、大目付松波三郎兵衛の推理。
「御屋敷に賊が逃げ込んだ」との町奉行石河政朝の言葉に、大目付松波三郎べ兵え衛は捜索を快諾するが、用人の黒兵衛は頑なに拒む。賊とは孫の勘九郎だったからだが、訳ありではあった。一方、三郎兵衛は大目付筆頭の稲生正武と一緒のところを襲われそうになる。勘九郎らが追う抜け荷の企みと、大目付二人を狙う小藩江戸家老の端正な顔の裏に潜む毒糸の絡みを解く、大目付の活躍。
痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
75
古来稀なる大目付「偽りの貌」2巻。 大目付松波三郎兵衛と孫の勘九郎、探索は別々なれど、やがて一つの事件に繋がる。松波家用人の黒兵衛さんが面白いですね。2021/06/15
はつばあば
40
「御屋敷に賊が逃げ込んだ」と町奉行が。用人黒兵衛が屋敷に入る事を断固拒否。そりゃそうだ孫勘九郎と鉄二が異国に売られる娘らを救い出し屋敷に帰ってきた姿だもん。稲生正武、この手の腰巾着官僚今の世の中いっぱいいますよねぇ。三郎兵衛のような愚直でもなく練れたというか偽りのなさが吉宗を魅了させるのだろうね。2025/04/18
あき
1
こういうキャラだからこういう展開になる、じゃなくて、場面場面に合わせてキャラが動いてる感じで、キャラの性格や行動がイマイチ一貫してないというかブレブレというか。大きな陰謀がありそうに見えて結構行き当たりばったりだったりで、面白くなってたなってとこで肩透かしを食らう感がハンパない。面白くないわけじゃないだけに隔靴掻痒でもどかしい。2022/07/14
カキフライ
1
第二弾。なかなか展開が読めず、面白い。2021/07/23
goodchoice
0
読了済2024/09/02
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