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内容説明
新説妖怪辞典、ついに完結!!
確かな画力と確かな話力。
人を食べる恐ろしい妖怪「のうま」。
独り、友達をずっと待っている「山彦」。
妖怪の総大将説もある「ぬらりひょん」。
突然家にやって来る「魑魅・魍魎」。
善行を積む人の家に、
大判小判を投げ込む「金玉」等々…
多種多様な妖怪物語を
オムニバスでお届け。
大人気の連作、お守り妖怪の“クロ”シリーズでは、
ついにクロは真琴と稔と再会。
そして、月日は流れ―――
新説妖怪辞典、ついに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
43
人間の優しさと卑劣さを描いた(?)本作も大団円。クロの物語も2021年へと引き継がれた。護り切れなかったご主人様の曾孫・美琴に憑いているクロの平和な日々。それなりに忙しいクロ。コロナ対策とか。戦争の悲劇を乗り越えて戻ってきた日々は暖かい。女子高生の悩みに答えながら、大切な人との別れの日を迎えたり・・・。惜別という言葉の意味を知る。そして、それでも日々は重ねられていく。胸を打つ良い作品でした。感謝。2022/03/31
しましまこ
12
善きラスト、楽しかった!2024/02/25
mt.gucti
3
エンディング後の続きをまるまる一巻で。主人公のクロのその後が読める幸せ。他の妖怪たちの個別エピソードも忘れずに。現代まで引き継がれた妖怪たちにとって、ある程度子供っぽさを残している方が幸せなのかも。どんどん成長して何百年も、じゃ辛いものね。昭和に始まり、辛い時代を経て、令和まで受け継がれる妖怪の姿まで読めたギガ。善き作品でした。2022/05/10
hforA
0
連載で読んでいたけれど、買っておいて積んでたのをやっと… どれも数ページの短い漫画なのに、引き込まれる不思議さとクセになるユーモアに溢れていて好きです。 クロシリーズに胸を打たれた感情はいつまでも忘れずにいたいです。2022/05/22