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内容説明
一線を越え、後戻りできなくなった少年たちの抗争。他勢力も蠢くヤードでは更なる血が流れる…。互いの信じるモノのために、多大な痛みと憎しみを越え、全てをぶつけ合った圭吾vs.フーリン、遂に決着…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
2
原作者の井口達也がかなりよい書き手なんだな、と改めて思うよ。ほんとに、気の迷いみたいな感じで、ふらふらっと開いてみたこの作品だったけど、かなり深いところに連れてってくれる。不良の襞に触れられる傑作だと思う。本作では井口達也と丹沢淳司が、よーやく、よーーーやく、拳を交えるに至るんじゃが、歴戦練磨の井口が一瞬で悟る丹沢の格の違いに、グッとくる。不良としての格は切り替え、スイッチの入れる、容赦のなさ、一瞬で殺しに入れるローアウトっぷり、それが不良としての格なんだと、丹沢を前にした井口は痛感する。それがグッときた2025/02/25
笠
1
3.5 新刊読了。この漫画を読んでいると、「暴力そのもののエンターテインメント性」について考えさせられる。特に、今の章に入ってからは長い上に刊行ペースも遅く、新刊が出た時点でそこまでのストーリーなんてほぼ覚えていないのに、読んだらそれなりに楽しめてしまう。それは、目の前で繰り広げられている凄惨な暴力を目撃することそれ自体から、一種の興奮や快感を得ていることにほかならないのではないか。そしてストーリーなど、それを楽しむためのお膳立てか、あるいは言い訳に過ぎないのではないか、と思わされる、ある意味貴重な作品。2022/02/23
Da
0
🤛🤛🤛