双葉文庫<br> 拙者、妹がおりまして : 4

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双葉文庫
拙者、妹がおりまして : 4

  • 著者名:馳月基矢【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2022/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670905

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内容説明

白瀧家におえんという艶やかな女が「しばらく置いてほしい」と訪ねてきた。驚いたことにかつて勇実とただならぬ仲だったらしい。かっと頭に血が上った千紘は龍治や菊香を巻き込んで、すぐさま追い出したのだが……身勝手な振る舞いはその胸にしこりを残す。一方、しばし呆然と過去の恋をなぞっていた勇実は、この一件によって今、己の心が奈辺にあるかを改めて確かめる。そのほとぼりも冷めぬうち、菊香の釣り合わぬ縁談を知らされた勇実は――。悩み多き江戸の青春群像、ファン急増中のシリーズ第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

83
色々なところで両片思い。。それにしても、勇実さんのヘタレぶりはひどくないですか?から次巻へ続く。。2022/05/07

やま

69
江戸は本所相生町で手習所の師匠を営む御家人・白瀧勇実24才、妹・千紘18才と隣の矢島道場の跡継・矢島龍治22才の青春物語です。火遊びの頃、花と雁と蝶と、仲間の印、菊香の縁談、の連作短編4話。四話の中で良かった「火遊びの頃」は、六年前に白瀧勇実が夢中になった年上の美しい妖艶なおえん36才が、突然に訊ねて来る。事情を聴くと体に怪我をして行く当てもなく訪ねて来るが。千紘は、我慢ができず。勇実の想い人の亀岡菊香20才を連れて来ると…。おれんは、出て行く。🌿続く→2022/06/02

なみ

17
勇実の過去の恋が明らかになるシリーズ4作目。 自分が幸せになることを考えられない菊香さんのために、勇実たちが一肌脱ぐ四話がすごく好きです。勇実はもちろんなのですが、貞次郎が最高に格好良かった。素敵な弟すぎる……。 筆子たちも大活躍で嬉しかった。白太の絵が色々な人に認められると、私まで嬉しくなってしまいます。 キャラクターとしての魅力だけでなく、キャラクター同士のつながりの尊さがより強くなってきたように感じました。次巻も楽しみです! そして最後にこれだけ言わせてください。 千紘さんの壁ドン、最高でした。2022/01/18

蕭白

8
最初の話に出てきたおえんさんの件はどうなるのだろうか・・・。2022/01/21

まゆこ

5
★★★☆☆2022/06/22

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