双葉文庫<br> 拙者、妹がおりまして : 5

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双葉文庫
拙者、妹がおりまして : 5

  • 著者名:馳月基矢【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2022/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575671063

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内容説明

殺しを繰り返していた女装の盗人・お七こと吉三郎。龍治に返り討ちにあい、川に飛び込んだ吉三郎は生きていた。手負いの身で復讐の機会を狙う吉三郎は、自分と同じく白瀧家に恨みを持つと踏んでおえんに近づき、その長屋に転がり込んだ。寄る辺なき二人の危うげな同居は、やがてその傷だらけの心に思わぬ変化を生んでいく。そしてある時、おえんの危機を知るや吉三郎は……。全4話を収録。若者が夢を持ち、恋をし、時に傷つきながら成長する。巻を追うごとに目が離せなくなる江戸の青春群像、せつなく胸に迫るシリーズ第五弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

82
なんか二組の関係は後退したような。。壱の話は白夜行が迷入したかのよう(もっと似た感じのものがあったような気がするけど、思い出せない。。)2022/05/07

やま

66
三十代後半の女性作家が描く、甘くも騒々しい恋の物語。江戸は本所相生町で手習所の師匠を営む御家人、白瀧勇実24才、妹の千紘18才と隣の矢島道場の跡継、矢島龍治22才の青春物語です。勇実が想いを寄せる亀岡甲蔵の美しい菊香20才は、二度の気が進まない縁談を壊したことで自分を閉ざしている。このため勇実が入り込むすきがない。千紘は、龍治を見ると胸が苦しくなって近くで見られなくなった。龍治は、千紘が距離を開けていると、何か変だと思いだした。そんな中で、何かが起こる兆しがする。→2022/09/23

なみ

14
ラブコメ度がますます上がってきたような気がするシリーズ第5弾。 お互いに意識しちゃう2人、可愛すぎません?そろそろくっついてほしいけど永遠にくっつかないでほしいという矛盾した感想を抱いてしまうくらいには最高。 巻を重ねるごとにキャラたちをどんどん好きになる。その人の新しい魅力を知れたり、今まで出番が少なかった人にもスポットライトが当たったりするのが楽しい。 三話は重めでしたが、すごく好き。彼の最期の言葉に泣きそうになった。 そして寅吉という素敵な新キャラが出てきてくれて嬉しい。推します。あと正宗かわいい!2022/04/20

蕭白

6
人間関係がゆっくりですが動いているようです。2022/07/18

keith

3
前作でも登場したおえんが、心配していたとおりトラブルに巻き込まれてどうなることやら。吉三郎も最後にやってくれました。切ない幕切れでした。2024/02/29

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