双葉文庫<br> 拙者、妹がおりまして : 6

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双葉文庫
拙者、妹がおりまして : 6

  • 著者名:馳月基矢【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 双葉社(2022/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575671193

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内容説明

旗本・井手口家の若さま、悠之丞は千紘にご執心のようだ。初日の出を拝んだ場で龍治も心を決め、率直な想いを悠之丞に打ち明ける。正々堂々とした二人を前に、勇実は妹の幸せのためにどうしたらいいか分からないでいる。そして己の恋路も宙ぶらりんのままだ――いくつもの他人の恋に接し、それぞれの手元の想いも形作られてゆく。江戸の日常の中に描かれる、揺れ動く心情、清々しい人々。人気書き下ろしシリーズ第六弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

94
貞次郎さんは姉が結婚しなければ自分もしないでしょうし、お吉さんも主家の兄妹が結婚しなければしないでしょうし、兄は妹が、妹も兄が誰を思ってるかわかっていて、幸せになってほしいと思っている。一つ動かすと全てのピースがうまくはまるけど、本当に進まない(笑)次巻ではどこかがもう少し動くのかな。2022/07/17

やま

62
三十代後半の女性作家が描く甘くも騒々しい恋の物語。江戸は本所相生町で手習所の師匠を営む御家人、白瀧勇実(いさみ)25才、妹の千紘(ちひろ)19才と隣の矢島道場の跡継、矢島龍治23才の青春物語です。勇実と美しい亀岡菊香21才と、活発な千紘と龍治の恋が……これは時代小説ではなく恋愛小説か。悩ましきは両手に花、厄除けの岡達、蝶と燕、卯の花の愛し人、の連作短編4話の中で、老人の一途な美しい恋に感動した「卯の花の愛し人」がよかったです。→2022/10/26

baba

21
吉三郎の話が終わったと思っていたがをかたずけて、やっとおえんさんが安心できた。他は中々進まずはがゆい。2024/07/07

なみ

12
主要キャラクターだけでなく、色々な人たちのことが知れて世界が広がる感覚を味わえた6巻でした。 勇実や千紘、龍治の恋も、少しずつだけど前進してて、ニヤニヤしながら読みました。 色々な形の恋愛模様が描かれていて、どの話もそれぞれ素敵です。 貞次郎のWヒロインの話がどうなるのかめっちゃ気になります。 あと推しの寅吉が活躍してるだけで嬉しい……。 これからの寅吉の成長も全力で応援させていただきます! あと最後の庭のシーン、もしハガレンのオマージュだとしたら尊いし、そうじゃなかったとしても尊い!2022/07/20

蕭白

8
主人公たちの春は遠いようですが、周囲は・・・。2022/07/18

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