内容説明
深川の材木問屋を強請った牢人の小田切一味を捕えるため、定廻り同心の関口と天野たちは、その隠れ家を取り囲んでいた。だが、待ち構えていた手練れ武士により、返り討ちに遭った関口は、無残にも斬殺されてしまう。兄を喪い、残された弟妹は、同心の世襲の危機に晒されていた。奉行より密命を受けた隠密同心の長月隼人は、同心殺しの小田切を追い始めるが・・・・・・。兄の仇を討とうとする弟妹の切なる願いに、隼人の怒りの剣が奔る。大好評書き下ろし時代長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
1
ちょっと薄っぺらいな2017/12/01
だいしょう@SR推進委員会
1
パターンが決まっているようなものの、安心して楽しめる時代小説。変わっていないようで、主人公の年若い女房は、同心の妻として成長しているし、後輩にも春が来たみたい。また、続きが気になってしまう。2011/07/03
立て邦彦
0
いつもは、たいがい同心が強い小説が多いせいか、腕の立つ浪人とか出てくると、ちょっと緊迫感がある。でも、楽しさというか遊びにやや欠ける気がするが。。。2015/09/13
まも~
0
読み物としては面白い。2011/07/09