内容説明
月夜の深川の堀端で、賭場などを仕切る泉兵衛一味が斬殺体で発見された。その中には、大工の与助がおり、通りがかりを巻き込まれたと思われた。調べから、泉兵衛と縄張り争いをしていた般若の亀蔵一味が下手人と目されたが、亀蔵の行方は全くつかめない。その矢先、下手人を調べていた岡っ引きが斬殺され、町方への脅しとも取れる行動を犯人たちが起こす。だが、父親の与助を殺された房助は、哀しみを背負いたった一人で下手人を探そうと奔走していた――。その姿を見た隠密同心・長月隼人は下手人を挙げることを房助に誓う。大人気書き下ろし時代長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいしょう@SR推進委員会
4
パターンの決まったシリーズですが、剣戟の描写と容赦のない斬りようはさすがです。同心とはいえ、刃引きの刀を持たず、兼定でバッタバッタと悪役の首筋を斬り払います。いつもながら、血の匂いがしてきそう。そんな中で、奥方のたえさんとのやりとりや後輩天野家の訪問が、救いというか隙というものでしょうか。話の流れがわかっていても、なぜか読んでしまう、それが鳥羽亮の魅力ですかね。2012/02/18
雅
1
いつも通りです2017/12/28
まくらことば
0
そろそろ子どもができてもよい頃では?2012/09/09
-
- 電子書籍
- スタイルRV Vol.182 トヨタ・…
-
- 電子書籍
- 白い花の香る夜【分冊】 5巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- 究極の人間関係力 「角栄語録」の奥義 …
-
- 電子書籍
- アポロ月面着陸 ダイジェスト写真集
-
- 電子書籍
- 新ソード・ワールドRPGリプレイ集9 …