時代小説文庫 酔狂の剣 八丁堀剣客同心

著者名：鳥羽亮【著者】

角川春樹事務所（2022/05発売）

• ISBN：9784758439121

内容説明

神田川の和泉橋付近と日本橋の大川端で、同じ手のものと見られる武士の骸が立て続けに見つかった。いずれも逆袈裟と袈裟に斬られた凄絶な死体で、うち一件を目撃した者によれば、牢人風の男が奇妙な気合いを発して武士を斬った後、懐を探っていたという。十日後、今度は小網町で三体の亡骸が発見された。そのうち先の事件と同じ傷を受けて死んでいたのは旗本の西条平兵衛といい、幕府の要職・御小納戸頭取・浅川洋之助の弟だという。連続惨殺事件の裏に隠された企みとは――。隠密同人・長月隼人の剣が冴える！大好評書き下ろし時代長篇！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[とし]

八丁堀剣客同心「酔狂の剣」17巻。毎回楽しませてくれますね、向かう所敵なし長月隼人の剣、利助、綾次、八吉、繁吉、浅次郎さんたちも脇役で良い活躍していますね。

2015/08/14

[あかんべ]

定食を食べているよう。

2015/09/21

[犀門]

#181★★★☆☆

2015/09/16

[goodchoice]

相変わらず長月隼人の剣の冴えは素晴らしい。昨今、剣戟を詳しく書く話が減った中で、鳥羽さんはそのシーンを書かせると他の追随を許さない。次巻もスカッとさせて欲しい。期待大！

2015/07/07