君が獣になる前に（１）

著者名：さの隆【著】

講談社（2022/01発売）

• ISBN：9784065264706

内容説明

その日、多くの人が死んだ。
年末の都内ターミナル駅で発生した史上最悪のテロ。666人の死傷者を出した事件は、”獣の数字”にちなんで「The Beast」と呼ばれることになる。
実行犯はその場で死亡。希堂琴音、25歳の若手人気女優。そして、”俺”のたった一人の、幼なじみ。
君はなぜ、獣にならなければならなかったのか。君を止める手段はなかったのか。
ヒトの「獣性」をめぐる戦慄のノワール・サスペンス！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨]

タイムリープもの？取り敢えず続きも読むかな。

2022/01/21

[kubottar]

なぜ幼馴染は毒ガステロをしたのか？導入はとても衝撃的で引き込まれました。そして題名から薄々感づいた人も多いと思いますが、ループものです（笑）

2023/07/07

[JACK]

◎ 神崎一は、幼馴染みで女優の希堂琴音と再会する。彼女は「残念だな。私を止められたのはお兄ぃ…あなただけだったのに」と謎の言葉を残して去り、その後、日本の犯罪史上最悪のテロを起こす。警察による取調べを受け、テロ現場の監視カメラに写った琴音の姿を見せられても、彼女が犯人とは思えない。なぜこんなことが起きたのか。幼馴染の事件の裏側を追い求めるサスペンス。出だしはなかなか魅力的です。ただ、この手の作品は既に沢山描かれているので、他とは違う何かがあるのか、この先が気になります。

2022/06/24

[地下鉄パミュ]

大事な部分を隠して物語が進む点はサスペンスらしくて良かったが、1巻ラストの衝撃的な展開がマイナスでした。『君が獣になる前に』のタイトルで分かる人には分かるかもしれません。タイトルは語るです。ただ興味を持てない内容と言う訳ではないのです。サスペンス系の引きの良さとでも言いますか？先を見たくなる知りたくなるのです。多少冷めてしまった所は有りますが、もう少しお付き合いしてみます。新刊本で購入してしまったが、2巻からブックオフで有ればですね！

2023/04/30

[毎日が日曜日]

★★＋　死に戻りかー　SF？ファンタジー？

2022/01/10