アルファポリス文庫<br> きよのお江戸料理日記2

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アルファポリス文庫
きよのお江戸料理日記2

  • ISBN:9784434291999

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内容説明

江戸の料理屋「千川」で料理人として働くことになった、きよ。慣れないながらも一生懸命励んでいたある日、ひとりの男が「千川」を訪れる。男は「千川」の主の次男坊・彦之助。上方での料理人修業を終えて帰ってきたそうだが、なにやら様子がおかしい。そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて……。彦之助の嫌がらせに、きよを襲う謎の体調不良。そんな中でも、自分の料理を食べたお客の笑顔が心の支え。身も心も癒される食と人情の物語、波乱含みの第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

105
情は人のためならず。きよもせいもいい人ですね。でも、彦之助がなんかとても魅力的。清五郎も人間として成長しているけど、彦之助の振れ幅がすごい。2021/08/13

タイ子

103
シリーズ第2弾。きよと清五郎が上方から江戸に出てきて3度目の冬。女料理人として恵まれた環境で「千川」で修行しながら好きな料理を作っていたきよの元に思いがけない出来事が。上方に料理人修行に出ていた「千川」の次男・彦之助が突然帰ってきた。自分の居所をきよに奪われたと思った彦之助はきよにえげつない嫌がらせを始める。彦之助が帰ってきた理由、きよの実家との関係など次々現れる偶然と必然。今回も色々楽しませてくれる。これからの彦之助ときよの料理人として燃え上がるライバル関係が楽しみ!2021/09/16

76
ほっこり温かい抜群の安定感。ホッとする秋川作品です2022/03/13

真理そら

70
上方に料理修行に行っていた「千川」の次男・彦之助が3年の修行を終えて帰ってきたけれど少し様子がおかしい。きよは板場に居場所がないような気分になったり体調がおかしくなったりで元気がない。不穏な雰囲気で話が進んでいくが秋川作品なので安心して読める。清五郎の成長が読者にもうれしい。2021/07/31

45
「千川」の次男坊が京の修行から帰って来てあわやおきよの居場所がなくなる? ハラハラしたけど次男坊が根っからのひねこびた悪人ではなく、そうなるだけの理由があって千川の主人や跡取り板長の息子弟だけの事があるとわかって、俄然続きが楽しみで待ち遠しくなった。きよの体調不良は江戸庶民を悩ませた「脚気」である事を一話目に出てきた医師深庵先生を絡ませるのかなと思ったが、それも含めて次巻が楽しみだ。2021/11/08

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