涙雨とセレナーデ(8)

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涙雨とセレナーデ(8)

  • 著者名:河内遙【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2021/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065245217

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内容説明

恋する二人は、未来をつかみとることができるのか――。切なさが止まらないタイムスリップ・ロマンス!
明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女“雛子”と彼女の許婚・孝章に出会う。ひいばあちゃんの首飾りを失くした陽菜はこの世界で生きることを決意。陽菜の正体を知り自身の恋心を打ち明ける孝章と、彼に惹かれる気持ちを押し殺して拒絶する陽菜。二人の思いはすれ違うが、天久座長による雛子誘拐事件を共に解決した陽菜と孝章は距離を縮め、ついに互いの思いを確かめ合う。家の事情を片づけ、陽菜と共に生きたいと願う孝章の言葉に涙があふれる陽菜。その後、孝章は横浜支社への配属が決まり、本郷財閥の裏取引について調べ始める。陽菜もまた天久座長と本郷財閥の過去を探るために、菊之進と一緒に横浜へ。まずは先代のオルブライト邸の中を調べ始める。その頃雛子は、思いを寄せる武虎がスマホの持ち主「片桐陽菜」を探していることを知り、その目的を利用して彼にデエトを持ち掛ける。孝章の協力を得て横浜へ来た雛子と武虎は、オルブライト邸を訪ねて陽菜と対面。そこで陽菜は武虎から、失くした首飾りを見せられ「移動装置」だと教えられる。未来に帰れる方法があると知った陽菜は……。ついに明らかになるタイムスリップの秘密、少しずつ暴かれる過去の秘密、運命に翻弄されるそれぞれの恋。ますます盛り上がる、ドラマティック・ラブストーリー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariann

27
はぁぁ〜 やっぱり河内先生好き。首飾りのカラクリは分かったけれど、そしてどうしろと?この世で陽菜が培ってきた大切なものを捨てて元の世界に戻る、そんな選択誰ができるんだろう。菊様の誘惑(←言い方)なんて魅力的な事態もうっちゃって孝章様の元へ走る陽菜。最後の数ページの愛しさたるや。そしてどーなるオルブライト! 武虎の未来の髪型がなんかジワる(笑)2021/10/16

みるく

7
(久しぶりに読んだから前巻どうだったたかな…と思い出しながら)ヒナに押し倒されるたーくんが可愛くて!2人でいる時は表情が幼くなって可愛さ増し増し。それでもやっぱり菊之進の思いは切なくてやりきれない。2021/08/12

laili

6
この作者さん、関根君の恋が大好きですがこちらも良き。中だるみせずテンポよく話が進みます。ありがちなタイムスリップものですが、自分がもし過去にスリップして運命の出会いを果たしたら。。。。。果たして残るだろうか。。と考えてしまう。。胸きゅんのラスト、かと思いきや話は思わぬ方向へ。恋愛と並行して重々しい話題が多すぎる。次巻が気になる!2022/02/04

チューリップ

6
武虎やっぱり陽菜より更に未来の時間軸の人だった。武虎からしたらスマホも過去の道具なのかと思うと面白いな。菊たちの過去の出来事も少しずつ分かってきたけど思った以上にエグそうだな。優しそうに見えてグルだったんだろうなー。そして菊だけ何も知らなくて守られていたってのも全ての事を知ったらやりきれない気持ちになりそう。陽菜は孝章様に自分が未来の人間である事を打ち明ける。2人結ばれたけど最終的には一緒になれないのお互いに分かっているし切ないなあ。どうなるんだろう。2022/01/20

こころのかおり

6
やっぱり武虎はうんと未来の人だった。ってことは、あの装置を持ってたヒナのひいばぁちゃんって一体…?たーくんと菊に関係してる人達の裏側や繋がりも明らかになってきて、頭が混乱しちゃう~!しかし菊は切ないなぁ。結ばれたたーくんとヒナも切ない。どうなっちゃうんだろう2021/10/17

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