内容説明
最難関の21階層を突破した『到達する者(アライバーズ)』は、順調に22階層を攻略し、次なる23階層へ。未知の階層に降り立った一行は、狙撃で魔弾を放つ機械兵士モンスターのギミックに追い詰められてしまう。その窮地を救ったのは、階層攻略者である『天秤と錠前(リベレーション)』のメンバーだった。
さらなる成長を求めて特訓に励む『到達する者』だったが、留守の隙をついたセシナ教徒の手によってネメが誘拐されてしまい――!?
仲間を取り戻すため、『到達する者』は奪還作戦を決行する!
最強パーティーの少年が高みに至るファンタジー成長譚、第8幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
18
突然のネメの過去回。非常事態に味方になってくれる人々。ノートの対外的な評価には驚いた。キャラたちが揃って会話しているのが面白い。2021/06/26
真白優樹
8
未知なる階層の新たなギミックに苦戦し特訓する中、ネメが突然連れ去られてしまう最終巻。―――取り戻せ、そして突き進めどこまでも。 ネメの過去に焦点を当て、彼女を取り戻す為に全力を尽くし。そして何処までも、と言わんばかりに最後まで駆け抜けていく今巻。ここでのお別れは確かに残念である。けれど、心の中に爽快感の風が吹き抜けたのなら。それは確かに彼等の冒険に魅了されていた、という事なのだ。そんな最後まで熱さに満ちた今巻、是非体験してみてほしい次第である。きっと彼等なら果てまで行ける筈。 うん、とても面白かった。2021/11/09
尚侍
3
とっても面白かった。ダンジョン攻略よりも攻略以外の話の方が正直長い気がしなくもありませんが、そこの部分が面白いのでこれまで読み続けてきたものの、あらら、ここで終わりですか。打ち切りというよりも作者が終わらせようと思って終わらせたようなのでその意味では救いがあるかなという感じですが、先に書いた通りダンジョン攻略物としては異色の作品なので、ここで終わりとなると寂しいですね。今回も普通に続きがあるものだとばかり思って読んでいたので。まあこればかりは仕方がないので、作者にはおつかれさまでしたと言いたいです。2021/07/08
takave
3
よいダンジョン物はダンジョンに潜っていなくても面白い。ソフィーちゃん一人でボケとツッコミをこなせるのマジ優秀。会話読むのが一層楽しみになった。そして全くそんな素振りなかったのにあとがきで終了宣言。さすがにオーバーラップクソ過ぎない? ここ近年で最悪の打ち切りなんですけど。2021/06/27
Makotsu
2
まさかの完結!? いつか復活もあり得るかもだけど、残念。2021/06/28