御手洗家、炎上する（８）【電子限定特典付き】

著者名：藤沢もやし【著】

講談社（2021/06発売）

• ISBN：9784065224274

内容説明

母が放火の犯人とされた13年前の火事は、本当は後妻の真希子の仕業ではないかと疑う村田杏子は、家事代行として御手洗家に潜入した。何度も危機を乗り越え、ついに真希子を追い詰めたように見えたが、実は真犯人は別にいた…！？　裏切りに次ぐ裏切り、その真相はどこにあるのか！？　衝撃の本格ホーム・サスペンス、ここに完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みやしん]

二転三転どころではなく事件の顛末･真犯人全てが明かされ、贖罪も法と本人達の整理で始末はついた。変わった人も変わらなかった人もいる。しかしこれが見たかった結末だったかと問われれば、釈然としないのは自分だけだろうか？一番晴れ晴れとした母親も、アンタのおかしな一人芝居がその後の混乱の引き金だったのに。生活の貧困は心の卑屈を招く。世論はいつまでも認定弱者にうるさいけど世間は案外鈍感だ。でも次男はここまでやっておきながら信頼を回復するのは不可能に近い。努力｢しか｣できない人はある意味タフだ。

2021/07/13

[糸文]

★★★★★

2023/09/21

[チューリップ]

完結。最後に二転三転していたので雑誌でリアルタイムに読んでいたら毎月続き気になっていただろうなと思った。最終回とか杏子がヒーローに見えるしギャグみたいになっているしでシリアスなまま終わらなくて良かった。杏子の父親は最後までクズい感じである意味一番変わらないしぶれない人だなあと思った。

2021/11/11

[ひこうき]

Kindleにて一気読み。二転三転してびっくり。単行本で読んでたらもう少し冷静に読んでたかも。面白かったですー。だいたいいい人やったけど、父親だけ最後までくそでした。

2021/06/24

[毎日が日曜日]

★★★★　完結。

2021/06/13