戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会―売買春・恋愛の近現代史

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戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会―売買春・恋愛の近現代史

  • 寺澤 優【著】
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  • サイズ A5変判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908672613
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C3021

内容説明

かつて売春が合法とされていた時代に存在した違法な売春。それはなぜ存在し、人々はそこに何を求め、モダニズム下でどのように変容したのか。戦前日本の性風俗に関する意識とその構造を明らかにする。

目次

序章 近代日本における私娼・性風俗研究の可能性
第1部 大正期の私娼と“準公娼制度”への編入―芸妓・酌婦の実態と震災後の再編(大正芸妓の売買春と黙認問題;東京二大銘酒屋街形成と「私娼撲滅」の挫折;戦前期の全国芸妓屋同盟会の設立と拡大―逃亡防止ネットワークから仲裁機関へ)
第2部 身売り問題と花柳界遊びにみる“準公娼制度”の限界(身売りと都市売買春産業がかかえる問題―芸娼妓酌婦紹介業を中心に;花柳界がうみだす花柳界弱者と廃娼論―村嶋歸之『歓楽の墓』から;大正期の「恋愛」論における「個」と人格―厨川白村『近代の恋愛観』を中心に)
第3部 「エロ・グロ・ナンセンス」時代の到来―売買春から「擬似恋愛」的性風俗産業へ(一九三〇年代のカフェーの性風俗化による「女郎屋ハカイ」;カフェーにおける性の「大衆」化が示すもの―「擬似恋愛」と「自由」性の希求;ダンスホール閉鎖問題にみる戦時の性風俗・「自由恋愛」のゆくえ―「舞踏場及び舞踏教授所の取締に関する件」から ほか)

著者等紹介

寺澤優[テラザワユウ]
2019年、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。ドイツ・ルール大学ボーフム校東アジア研究学部研究生、日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、立命館史資料センター調査研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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めーてる

0
荷風が好きなので、それを読むうえでの資料も兼ねて読んだ。国家による売買春の管理=自由恋愛の弾圧、という論理の展開に驚いたが、成程な……とも思った。特にダンスホールについてが、とても興味深かった。2024/03/21

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