内容説明
嗜癖者を抱える家庭環境で育つとどんなことが起きるのか。子ども時代の虐待や無視というトラウマ、そこからの脱却・回復のための指針を提示。
目次
第1章 アダルト・チャイルドたちのスケッチ
第2章 いくつかの役割
第3章 家族のルール―しゃべるな、信じるな、感じるな
第4章 役割の連鎖
第5章 恥のサークル
第6章 家庭内暴力
第7章 アダルト・チャイルド
第8章 家のなかの子ども
第9章 援助資源
著者等紹介
ブラック,クラウディア[ブラック,クラウディア][Black,Claudia]
家族システムと嗜癖障害についての先駆的かつ現代的な活動により国際的に認められている。これまでに9冊の本を執筆し、嗜癖障害問題の教育ビデオを多数制作している。現在は米国内と海外でワークショップとセミナーを主催し、嗜癖治療プログラムの監修を行なっている。また、年間SECAD賞、全米アルコール・薬物依存協議会年間コミュニケーター賞、マーティ・マン記念賞など数多くの賞が授与されている。全米COA協会の会長も務めた。現在は太平洋北西部にある美しい島で、夫ジャック、猫のアシュレイとブロー、そして犬のクゥィンとカティとともに暮らしている
斎藤学[サイトウサトル]
1941年東京都生まれ。1967年慶応義塾大学医学部卒業。同大学医学部助手(精神神経科学教室)、WHO研修生(薬物依存関連問題)、フランス政府給費留学生(精神医学)、国立療養所久里浜病院医長、東京都精神医学総合研究所研究員を経て、現在、家族機能研究所代表、アライアント国際大学臨床心理大学院教授、日本嗜癖行動学会理事長、同学会誌『アディクションと家族』編集主幹、日本子どもの虐待防止研究会理事、同学会誌『子どもの虐待とネグレクト』編集主幹、医学博士
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