御手洗家、炎上する（５）

著者名：藤沢もやし【著】

講談社（2019/09発売）

• ISBN：9784065170458

内容説明

母が放火の犯人とされた、13年前の火事の真実を求め、村田杏子は偽名を使い、家事代行として御手洗家に潜入した。出迎えた御手洗家の後妻・真希子の信頼を獲得しながら、裏で家内部の捜索を続けている。かつ、真希子の長男・希一と協力して、母と真希子の過去に迫る。一方、杏子の妹の柚子は、母との離婚以来疎遠だった父と再会し、真実を探すための助けを求めたが、約束の場所に現れたのは真希子で…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

「──あなたがマネージャーとして現場に来てくれてから仕事が楽だわ、本当にありがとう、しずかさん」。姉・杏子を案ずる余りの柚子の父との密会の乱入者は真希子だった。突然の窮地に追い詰められ、防犯カメラの動画の話をバラしてしまい、「家政婦山内しずか」としての杏子の正体が･･･。前巻で薄々そんな気配はしていたけど、父親が想像以上に真性のクズ野郎過ぎて読んでるこちらもドン引き(笑)。これじゃ前妻の皐月が余りに可哀想。絶体絶命の窮地の援軍はちょっと都合が良いけど、ここまでが超苦しかったから許すよ(以下コメ欄に余談)。

2020/06/30

[糸文]

★★★★★

2023/09/20

[チューリップ]

父親、流されちゃうだけの人ならまだしも俺のイメージが悪くなっちゃう発言で凄いクズというか自分の事しか考えられない奴なんだなーと思った。市原さんが敵なのかと思いきや協力者になってくれたので杏子は動きやすくなった気がする。でも真希子の執着は凄いしまだまだ真実は見えないんだろうな。柚子たちの方にもほんのり恋愛フラグみたいなのが立ったのはちょっと驚いた。柚子は結構好感持っていたんだな。

2020/03/08

[赤魚]

絶対絶命に思えたが仲間も増えて新体制で真実を暴きに！と同時に息子2人にもいろいろ変化が訪れそうで良い良い。

2019/09/13

[shiho]

父親やっぱりドクズだったけど市原さんという協力者出て来て良かった

2020/03/12