ハルキ文庫<br> 潮流 東京湾臨海署安積班

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ハルキ文庫
潮流 東京湾臨海署安積班

  • 著者名:今野敏【著者】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 角川春樹事務所(2021/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758440905

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内容説明

東京湾臨海署管内で救急搬送の知らせが三件立て続けに入り、同じ毒物で全員が死亡した。彼らにつながりはなく、共通点も見つからない。テロの可能性も考えられるなか、犯人らしい人物から臨海署宛に犯行を重ねることを示唆するメールが届く――。強行犯第一係長・安積警部補は過去に臨海署で扱った事件を調べることになり、四年半前に起きた宮間事件に注目する。拘留中の宮間は、いまだ無罪を主張しているという。安積は再捜査を始めようとするが……。(解説・関口苑生)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

72
安積シリーズ最新作。久しぶりにみんなに会えて嬉しい。今回は長編。このシリーズは短編の方が好みみたいです。なんでか、あまり満足できなかった。過去の冤罪事件に向き合う安積、どうなる?今回は臨海署の野村署長がかっこよかった!『責任を取りたかったら出世しろ』ほんとだよ、安積さん。ひとつ、やっと安積の村雨に対する苦手意識が変わってきて嬉しい。やっとかよ!ま、たまにはこんな巻もあるよね。2017/06/02

tengen

50
東京湾臨海署管内で救急搬送の連絡が立て続けに3件入り、須田の不審を重視した安積は病院へ向かわせる。事件性の予感は的中、全員が毒物死した。テロか愉快犯か? そして臨海署宛てに犯行声明のメールが届く。 署への恨みとアタリを付けて過去の事件を探るとある事件にたどり着いた。 安積は自分の捜査に問題がなかったか自問する。 ☆彡 シリーズ17。やはり面白い。野村署長が素晴らしい。速水も相変わらず使えるヤツ。相楽も中々、臨海署メンバーは素晴らしい。2018/04/29

Walhalla

40
安積班シリーズ、ベイエリア分署復活後の11作目となります。安積さんの正義感がとても良く表れている作品でしたね。班員のメンバーはもちろん、臨海暑の一体感が気持ち良かったです。きっと、安積さんのお人柄が署内全体をそうさせているのでしょうね。「責任を取りたければ出世しろ」。署長のシビれるような激励が格好良かったです。2019/11/25

かいちゃん

39
安積班シリーズはイコンからの2冊目。どうやらずいぶん飛ばしちゃったようだが、それでもおもしろかった。2019/04/25

ひさか

35
2015年8月角川春樹事務所刊。2017年5月ハルキ文庫化。東京湾臨海署安積班シリーズ11作目。毒物による殺人事件。テロか恨みか。読ませる長編。安積班の活躍は、面白く、気分爽快。2018/04/04

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