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内容説明
あなたへの、好きがあふれる。
髪で作られた制服が伝統の星宮女学園から、ある日ひとりの少女が消えた。
その恋をなかったものとして、変わらずにすごそうとする“学園の王子”佐伯華。
一方、彼女への「好き」を認めた洋子は、その瞳を輝かせ変化をしていくが……。
髪が指が唇があなたに恋する、ガールズ・ラブ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
6
華への好意を確かにした横澤さん。迷っては涙する彼女を強引に優しく支える玲奈はかけがえない存在だ。とうに一歩踏み出していた横澤さんに対し、踏み出さなかった華もまた悩んで強い想いに誘われ…絢音に同じく甘美に取り込まれた宮田さんの行方も気になる。爪で、指先で、関節で、肌でお姉様を識っていく…絡まり紡ぐ美しさにますます目が離せない。2021/04/12
幸音
5
「お姉様の髪を忘れませんわ」の台詞の向こう側にある笑みにゾッとしたし、さらにその後の髪を切られた“お姉様方”のパーツのない顔の見開きが怖かった。華への好意を口にし、空気も読まず一歩踏み出すことを決めた洋子。そんな洋子に王子様としての言葉をかけ、洋子とは反対に一歩踏み出さなかった華。星宮さん未だに謎めいているのに、華に与える影響が大きすぎる。2021/04/24
毎日が日曜日
3
★★★2021/04/19
かみかみ
2
華への思いを自覚し、逡巡する洋子を玲奈が強引に風呂に誘って話を聞き出すシーンがなんとも耽美的。そして一歩踏み出す洋子を手を引こうとする華の姿が何とも哀愁漂っていた。2021/04/30
伊瀬有佐
1
華への想いを糧に、一歩進んだ洋子。自分と同じ弱さを抱えていると思っていた洋子が変わったことに戸惑う華。そんな華を、星宮がいなくなり、ついに女王となった絢音が絡め取る……。無花果食べる絢音さんがえっち……。玲奈さんは男前でかっこええですね。2023/01/15