ビームコミックス<br> 繭、纏う 5

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ビームコミックス
繭、纏う 5

  • 著者名:原百合子【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2023/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047372894

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内容説明

少女たちは繭の中で繰り返し透明になり、その恋は儚く消える。

髪で作られた制服が伝統の星宮女学園という箱庭。
“学園の王子様”と“寮組の女王様”は、
ある日突然姿を消した“繭の君”に囚われ続ける。
繭の君がいなくなった空の部屋で、逢瀬を重ねるふたりは……。

かりそめの愛と真実の恋を描く、ガールズ・ラブ。
5巻&最終6巻、2冊同時刊行。

■原百合子ビームコミックス既刊■
『熱海の宇宙人』
『女神たちと』原作:河井克夫

■[コミックビーム]公式Twitter■
@COMIC_BEAM

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おこげ

7
近寄って孤独を感じ離れて…絢音の振り撒く風は大きく学園の空気を支配する脅威。その髪に包み込まれゆく華の「たったひとつ本当に手放せないもの」が鍵になりそう。頼りになる玲奈を強い味方にして、横澤さんは運命を切り開いていくのだろう。宮田さん然り、寂しさを経験してきた高城先生が一歩を踏み出す様子に変わりゆく時をみる。そしてついに彼女が姿を現すのか?!逃げて翻弄され道を違えた華と横澤さん、二人の合流願う続巻を待つことなく読めるなんてありがたいな。2023/01/13

いりあ

6
雑誌「月刊コミックビーム」で連載されていた原百合子の「繭、纏う」の第5巻です。特別な制服を纏う星宮女学園に通う生徒たちを描く百合作品です。最終6巻との同時発売。高城先生にお願いして、学園を去った星宮さんに手紙を贈ろうとする横澤さんは、再度佐伯さんと繋げようとしているけど、一方で九条さんの魔の手が佐伯さんに迫る。聖夜の儀式へ向けて時間だけが過ぎていく。横澤さんだけが私たちに残された最後の希望。巻頭で触れられた高城先生のお話をもう少し見てみたい気がしました。2024/08/21

凪子

4
先生の話が悲痛で、でも青春で辛くて、美しかった。もう、いくね。過去を置き去りにして、変わっていく。大人になっていく。絢音の妹ちゃん可哀想だけど、絢音の表面しか見てなかったとこあるから自業自得でもある。星宮さんと洋子の邂逅。2023/02/18

幸音

3
続きまだかなと思っていたら最終巻と同時発売。高城先生がかつて2人のお姉様の「妹」だった過去話は、残された方の寂しさが切なかったな。お姉様2人の恋を見守っていたのに、時が経って手元に届いたのはお姉様と見知らぬ男性との結婚式の招待状。絢音が一番孤独な瞬間がいつなのかを吐露する見開きが印象的。クリスマス会、大勢がヴェール被るし、暗くなったのも相まって顔が見えなくて儀式っぽさが滲み出てて少し怖さがあった。顔が見えない中で洋子の手を引っ張ったのは、なんと星宮さん。2023/01/31

もっち

2
横澤さんだけが希望…がんばって…2023/01/17

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