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内容説明
士郎正宗の『攻殻機動隊１．５』のつづきの世界。草薙素子が姿を消した後の公安９課を描いた『攻殻機動隊』最新作第２巻！
公安９課から姿を消した草薙素子の義体が見つかった報告を受けて、捜査を始めたトグサと新人のツナギ。宗教団体「アテルイ」を調査中に高出力の義体部隊の襲撃を受けて、ツナギが負傷する。さらにツナギは、サイトーも警戒する最強の狩人「シロクマ」に連れ去られてしまう。一方、義体メーカー「オオサキ工業」を捜査中のバトーとイシカワは、事件と関連がある階上承を見張っていた。しかし中国マフィアから逃げるために、階上が仕掛けた攻撃によりイシカワが乗っ取られてしまい、バトーと戦うハメになる！！
トグサの前には「シロクマ」が、バトーの前には「イシカワ」が敵として現る！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくりや
28
「オレたちは生身の人間だ。義体化もしてなけりゃ殴られれば痛いし血も涙も出る。そんな生身の人間がいまここですべきことはなんだ」。シリーズ屈指の名シーンだと思う。今までの攻殻機動隊シリーズは「ゴーストは存在するのか」「機械にゴーストは宿るのか」「全身義体化した私は人間なのか」等、機械故の哲学をテーマにしてきたが、ここにきて生身のトグサ・ツナギがゴーストの新たな可能性を示している。人間の肉体であるが故のゴーストの靭さ。まさにTHE HUMAN ALGORITHM。生身の人間しか辿り着けないアルゴリズムなんだなあ2021/04/14
Tenouji
14
かなりの設定が、あまりにつながり過ぎている。でも、いいですよ。とここどころに素子も出てくるしｗ。2021/05/08
北白川にゃんこ
8
うーん原作のノリだねえ。好きだよわけわかんなくて。2023/05/02
毎日が日曜日
6
★★★★2021/04/18
buchi
5
ハードボイルドなSACからこの作品に来た人は違いに戸惑うでしょう。でもこれ原作1.5の続きなんです。そうするとキャラがいきなりデフォルメしてふざけるとか原作のままなんですよね。原作1.5を改めて読んでみて、バトーの「騎兵隊は来ないだろうな」のセリフも原作1.5のオマージュでした！3巻でとりあえず一区切りらしいので慌てず急がず3巻へ。2024/02/06
