ハコヅメ～交番女子の逆襲～（１６）

著者名：泰三子【著】

講談社（2021/03発売）

• ISBN：9784065227114

内容説明

「梅の花言葉を知ってるかい？」
猿渡署長がカナに尋ねた意味深な質問…。
奥岡島事件を終え、一難去ってまた一難。
町山署に不穏な空気が漂うけど、いつも通りのハコヅメも！
川合が講話先からおんおん泣いて帰ってきた話や
恋の悩みを察せず苦しむ源、内紛のせいで帰りたくても帰れない川合と藤などなど。
猿渡の発言以外にも見逃せない日常回が目白押し！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[harutamano]

イケメン枠で出てきた如月部長、いやさ昌にい。AV8段とかそっちキャラかと思ったら、ズドンとかましてきた。あいつマジ許さねえ。眠れない夜の凌ぎ方、からのおまけマンガがまたツボです。

2021/07/10

[わたー]

★★★★★陽気なペアっ子が講話先からおんおん泣いて帰ってきた話がめっちゃ良かった。たまにこういうハートフルな話をいれてくるからズルい。

2023/06/18

[ブレーメン]

昌にぃ、昌にぃ、昌にぃ……!!!!泣いてしまった。あんなに明るい笑顔を見せながら、あんなに頑張って生きていたなんて。 あと、食事会の片付けの風景が『最後の晩餐 』モチーフのような気がするのだがそうなるとユダの位置に居る人物が今後……猿渡署長がなんかちょいちょい気になることを言ってるし、嫌なことが起きませんように……!!!!

2021/04/03

[JACK]

☆ おバカなノリの警察官コメディですが、この巻は一味違いました。性犯罪を未然に防ぐ高校生への講話、交番襲撃に備える訓練、DV被害者の母子の救出、捜査一課VS捜査二課の主導権争い、幹部と若手署員の昼食会で署長が言った不穏な言葉、取調官の比較から始まる他の署との対立、子供の頃の犯罪被害に悩む男…。今回はどれもが何か分からない嫌な気配を感じさせる巻でした。笑える所ももちろんあるのですが、次の巻を読むのが少し怖いですね。

2021/09/29

[アルカリオン]

連載を通して伏線が多様！あきらかな伏線もあれば、「後付けか？」と疑いたくなるほどのさりげない伏線もある。一話内で回収されるものもあれば、数巻を経てようやく明かされるものもある▼最近の漫画は1冊15分以下で読み終わってしまうものも珍しくないが、本作は（特にじっくりというわけではなく）普通に読んで、50分ちょいかかる。

2021/06/01