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内容説明
累計100万部!貧困ビジネス編、核心へ。
入庁3年目となった生活保護ケースワーカー・義経えみる。
彼女が新たに担当となった「オレンジパルム」という
アパートに住む受給者たちは、石橋という男に怯えていた…
いつの世にもなくならない食う者と食われる者。
「住まいの貧困」で行き場を失った人々を食い物にする悪党どもに
えみるたち、福祉事務所はどう立ち向かうのか!?
黒幕・石橋との対決がヒートアップしていく
「貧困ビジネス編」緊迫の第10集…
コロナ禍となった今の日本を真っ正面から描く
刮目の“生活保護ケースワーカー奮闘記”!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
59
第9集からつづく貧困ビジネス編。いままでの不正受給、扶養照会、アルコール依存症、子どもの貧困編などと比較して、この貧困ビジネス編に登場する“悪党たち”に対して読者としても怒りを感じるが、それをマスクをして怒っている京極係長の表紙があらわしている。最近は小説や漫画でもコロナ禍の現状を描いた作品が多くなったが、ただでさえケースワーカーという仕事はコロナ禍によって大きな影響を受けるのに、義経たち東部福祉事務所のメンバーは、どのように石橋たちに立ち向かっていくのだろうか。秋頃発売予定の第11集を待つことにしよう。2021/05/03
読特
52
貧困ビジネス編二巻目。このテーマを取り上げようと思った時、著者の頭にコロナ禍が起きることは想定してなかったろう。図らずも、パンデミックにというもう一つの重いテーマも追いかけることになる。そのせいかはわからないが、本巻でも完結しない。ただ、そのからくりは少しずつひも解かれていく。受給者の危険を察知しても役所ができることは少ない。犯罪の管轄は警察。警察も被害届がなければ動けない。悪というものは法の隙間をかいくぐり蔓延るものである。立ち向かうには一人ひとりの正義感しかないことはコミックの世界のことに留まらない。2023/05/28
ネギっ子gen
46
ドラマ化はしたものの、題材が“生活保護” で題名が堅っ苦しい感じのコレじゃ、早々に連載打ち切りと思っていたら、今回が10巻目で、紙+電子で累計100万部突破。さらに、この「貧困ビジネス編」も評判イイって、嬉しいですね。入庁3年目となる生活保護ケースワーカー・えみる。“住まいの貧困”で行き場を失った人々を食い物にする石橋(とそのバック)との対決がヒートアップしていく中、えみるたちはどう立ち向かうのか! 先行きが見えないコロナ禍の影響で今後、必然的に増加していくであろう“生活保護”の生々しい実態が描かれる。⇒2021/04/28
鷺@みんさー
29
…あーっ!あー、ねーっ!貧困ビジネス!ほんそれ!なっっ!!はぁ。日本だけじゃないんスよ。つか日本で貧富の差が広がってこういう…ね、福祉制度の穴を見つけて吸い取ろうとする輩が…ねっ!!障害者手帳はな、ほんと…大変なのよ。取得した途端に、自分が個性ある一個人ではなく、「障害者」というラベルでのみ判別される、みたいなね。福祉の現場ほど、こっちをレッテルでしか見ない人、多かったもんな…。それにしてもコロナ禍はほんと、いまだに世界に大打撃ですよ。後の歴史にどんな風に刻まれるんだろうね…2024/04/10
ちえ
28
「貧困ビジネス編続く」暴力で支配されていく。そこから何とか逃げることが出来る人、その術を、助けてとも言えない人。どきどきしながらページをめくる。思うのは担当者がどんな人か、その部署にどんな人材がいるかによって脱出できるかできないかが変わってしまうこと。半田さんが言う<正常性バイアス>、嘱託医のいう<手帳を取る意味-その先のビジョンが必要>今の自分の仕事も振り返りながら読み進める。そして新型コロナで緊急事態宣言が出され、色々な通達、申請。「住宅扶助費等代理納付依頼書」から見えてくるオレンジパルムの実態。2024/08/12
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