ビッグコミックス<br> 健康で文化的な最低限度の生活(7)

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ビッグコミックス
健康で文化的な最低限度の生活(7)

  • 著者名:柏木ハルコ【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2018/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098600649

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内容説明

話題騒然!“子どもの貧困編”スタート!!

主演・吉岡里帆(義経えみる役)!豪華キャストで連続TVドラマ化!!
いま最注目【生活保護】新人ケースワーカー奮闘記、新章突入。

ある日、えみるの同期・栗橋に民生委員から一本の電話が…
担当地域の団地で、物乞いをしている子どもがいるという。
だが、その住所に住んでるのは、老人ホームに入居した単身高齢者のはず。
では、その子どもは一体なんなのか!?

緊迫の導入から、目が離せない展開を見せる“子どもの貧困編”。
【日本の今のリアル】を綿密な取材と、圧倒的な漫画力で描き出す
渾身の第7集、ここに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

96
「子どもを守るには、まず親を守らなければ・・・。そんな時もあるわ」。だけど守ること、助けること、ホントにホントにたいへんだ。疲れて帰った栗林ワーカーの部屋の本棚。私も読んで涙した虐待関係の本が並んでいた。勉強が活きるとは限らない仕事。頑張れ、栗林さん。えみるちゃんとともに。2018/10/05

読特

68
貧しく育ち、甲斐性のない男と結ばる。子どもとともに捨てられて生活保護が三代続く。不幸の連鎖が止まらない。行政ができることは限られている。なんとか助ける道を探る栗橋。「生活保護費の引き下げに財政問題を持ち出すのは根本的に間違い」。巻末に響く半田の言葉。通貨を発行ができる日本に財政問題など存在しない。危機感を持つ観点が違う。日本の出生数は80万を割る。モノとサービスの供給は維持できるのか。貧困家庭も救わないわけにはいかない。緊縮財政がもたらす社会の崩壊。国そのものに突き付けられる「自己責任」。2022/11/28

hiro

60
えみるが担当した『アルコール依存症編』の次はえみるの同期のケースワーカー栗橋が担当する『子どもの貧困編』。今回も子どもによる盗み、物乞いから始まり、そして育児放棄の疑いと冒頭から衝撃的だったが、祖母・母と二代連続生活保護を受給していた、そして子どもが二人いるシングルマザーの佐野美琴のケース。美琴自身の生い立ちを含めて、子どもの貧困というこのテーマは、今まで以上に重く重く感じるし、社会的援助の必要を感じた。栗橋とえみるの奮闘を期待して続けて『完結編』へ進む。 2020/04/18

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

45
今回はこどもの貧困。貧困の連鎖は絶ちきれないのだろうかと思ってしまう。実際こんな家庭は沢山あるのでしょうね。このケースがどうなるのか、早く続きが読みたいです。2019/04/07

よっち

44
子どもの貧困編。祖母の代から生活保護を受けていて孫である母親も施設育ち。子供は2人いるけど夫は借金を作って行方不明とか、こういう状況から抜け出すのなかなか難しいですね…栗原も対応が難しくてちょっと戸惑い気味ですが頑張ってほしい。2019/08/11

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