コージーブックス<br> 貧乏お嬢さまの危ない新婚旅行

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コージーブックス
貧乏お嬢さまの危ない新婚旅行

  • 著者名:リース・ボウエン/田辺千幸
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 原書房(2021/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784562061143

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内容説明

いくつもの障害を乗り越え、ついにダーシーと結婚したジョージー。ところが、幸せいっぱいの彼女に夫が告げた新婚旅行の行き先は、植民地のケニア! これまで数々の冒険を乗り越えてきたジョージーも、そこかしこに潜む野生動物には震え上がった。でも動物よりも本当に危険だったのはそこで暮らす英国貴族たち。享楽的な暮らしを好み、だれかれかまわず愛人関係にあるようで、激しい愛憎が渦巻いていた。現地を牛耳るチェリトン卿は、新婚旅行で来ているジョージーにも見境なく迫ってくる始末。ジョージーたちはそんな彼らのパーティーから抜け出そうと屋敷をあとにすると、ジャングルのなかで死体となって倒れているチェリトン卿を発見。野生動物に襲われたのか。それとも……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール リブレ

74
1930年代のイギリス。ヒトラーが台頭してきな臭くなってきた時代。前作の終わりの結婚式から、今回は当時の旅行スタイルが描かれる。テムズ川に浮かべたハウスボート、キューカンバーサンドイッチ、圧巻なのが当時の植民地ケニアへの旅。クロイドン飛行場からスイスのバーゼルに飛び、汽車でイタリア・プリンディシ。そこの海から飛行艇でエジプト・アレクサンドリア、と乗り継いで最後はビクトリア湖に着水。織り交ぜられる貴族のパーティの模様も今では考えられない旅模様でした。2021/04/18

るぴん

38
シリーズ13作目。前作でやっと結婚した貧乏公爵令嬢ジョージーと貧乏貴族のダーシーの新婚旅行先は、なんとケニア!ダーシーの任務絡みだけど、結婚しても彼の雇い主は明らかにならないのね。ケニアの英国人コミュニティでの爛れたパーティー、殺人事件、命を狙われるオマーラ夫妻。殺人事件の真相は納得したけれど、ジョージー達が命を狙われた理由がいまいちよく分からなかった。イギリスに戻ってから正体が判明したある人物の目的も謎のまま。彼は今後も登場するのかな?何となく消化不良だったかなぁ。2021/03/16

星落秋風五丈原

36
前作でやっとダーシーと結婚、国王夫妻にも出席してもらい、義姉にもいい顔が出来たジョージ―。それにしても、貧乏はともかくとして、結婚してもう“お嬢様”ではないのに、この邦題は続くのか。お母さんになっても?ロンドンでボート遊びも貧乏同士なら仕方がない?と思っていたが、突然ダーシーが国王夫妻にケニアの新婚旅行計画を打ち明ける。寝耳に水のジョージ―だが、さすがに夫とは長い付き合いなので、訳なしとは考えない。案の定ケニアで事件が起きて…。世界中どこにいってもシンプソン夫人はついてくると(笑)2021/11/19

25
今作は、ケニアが舞台のトコが、ちと楽しく読めず(^^;途中で、何年の設定だっけ?と思いました。アフリカの方々への当たりの酷さ…。そしてナチスが、ジワジワと、戦争が近づくんですね。次作に期待(^^)2021/04/22

ごへいもち

24
私にはあまり魅力を感じられないアフリカが舞台。面白さもイマイチ。結婚しちゃったからかな2021/04/18

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