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内容説明
空海と最澄の関係が徐々に崩れ始める・・・
その豊富な知識が
大きな魅力となり
朝廷内にも
ファンを増やしていく空海。
彼の魅力は
最澄の「信頼」していた
弟子・泰範さえも
魅了してしまう。
一方九州、東北へと
旅をする最澄は
より深く天台法華の世界に
入っていく。
そんな彼を東北で
待っていたのは
法相宗の僧・徳一が作り上げた
完璧な「しあわせ」の
帝国だった…
揺らぐか!? 最澄…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
34
2巻より何度となく書物に耽溺する姿が描かれてきた最澄が空海に「理趣釈経」の借用を申し出て断られるエピソードが登場。唐から持ち帰ってきた書物を渡してきた事もある空海が今回断ったのは、流れから見れば確かに違和感が否めない。空海が「文章修行ではなく実践修行によって得られる」との見解を示して拒絶、以後二人の交流は絶たれる。本作では最澄最愛の弟子泰範を巡る三角関係の様相も示しているが、空海=実践派、最澄=理論派という区別は序盤から明確に為されてきた。雨乞いのような一種の政治ショーの依頼を朝廷から受けるのも空海。 2021/02/13
あーびん
21
天台宗の祖として空海とは違う道を歩むことを選んだ最澄。空海と最澄の決別のときが刻々と迫る。ああ、次巻は修羅場かな...空海が最澄に伝法灌頂を受けるまでに3年かかると言った真意がわかったけれどもう遅い。法相宗の徳一の村は映画ミッドサマー感があって怖い。2021/02/23
まふぃん
16
仏教も新興宗教のような危うさがあったんだね。仏教の普及の上では避けられない道なんだろうな。2021/10/25
毎日が日曜日
10
★★★★2021/09/13
にぃと
10
ついに高野山に手が届いた空海。一方最澄は九州、そして東北への旅の中で自分の過去と向き合い、徳一と対決する。「それでも全てを救う」とする最澄の叫びが痛々しい。個人的には空海贔屓だけど、この作品については最澄目線の方がより刺さると思う。まあ泰範への想いについてはちょっとどうかと思うけど。 帯に「クライマックス直前」とある。この時代詳しくないから今後どうなるのかわからないけど、その時までこの熱量でふたりの物語を描いてほしいし、頑張って追いかけていきたい。2021/02/13
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