内容説明
凄腕の隠密・喬四郎は、将軍・吉宗に仕える「御庭番」。
弟分の才蔵と共に隠密御用にあたっていた。
ある日、吉宗に呼ばれ馳せ参じたところ、抜け荷探索をしていた目付配下の侍が殺されたときく。
死体から見つかったのは、南蛮渡りの連発銃の弾。
武器の抜け荷の実態を探るなかで、喬四郎も銃で撃たれ傷を負ってしまう。
一方、才蔵は探索中に連発銃を手に入れるも、なぜかそのことを喬四郎には隠していて――。
怒濤の展開に息を呑む、忍者活劇シリーズ完結編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
87
江戸の御庭番7作目《完結編》 2021.01発行。字の大きさは…中。 第8代将軍徳川吉宗の命により御庭番・倉沢喬四郎が探索します。 此度は、江戸湊に公儀目付配下の者が、南蛮渡りの六連発銃で討たれた死体が上がったことに端を発します。吉宗から喬四郎に探索の指示が来ます。 喬四郎と才蔵が、過去に抜け荷の疑いのある豊前小倉藩を探索していたら、旗本が六連発銃で船頭を殺そうとしているのを止めた才蔵は、六連発銃の怪しい輝きに魅せられて、次第に喬四郎に嘘を言うようになっていきます。 🌿続く→2021/02/24
とし
77
江戸の御庭番「裏切り」7巻 完結。まさかの結末、六連発銃の輝きに魅せられた才蔵、喬四朗の刃が斬。哀しい最終巻でした。2021/06/13
真理そら
46
えっ?!というような結末。家では婿殿…という雰囲気が薄らいできたと感じていたら、シリーズ完結編。2021/02/01
ekoeko
2
完結編。才蔵が・・・そんな・・・2021/03/18
さるお
2
まさか…の顛末。シリーズ完結とのことだが新シリーズを読みたい。2021/01/24