内容説明
御庭番の倉沢家に婿入りした、凄腕の隠密・喬四郎。義父が、義母に内緒で富籤を買うが、その富籤が思わぬ陰謀へとつながっていた――。「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者が放つ痛快作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
84
江戸の御庭番シリーズの4作目。 2019.09発行。字の大きさは…中。 8代将軍・徳川吉宗の命により御庭番・倉沢喬四郎は、探索に乗り出す…。 此度は、富籤(とみくじ)に絡んで、興行元の寺・賢徳寺の寺僧と紀州徳川家の中屋敷・留守居番頭とが結託して如何様をしている。この富籤の如何様を喬四郎があばくと…。 その富札を義父・倉沢左内が婿・喬四郎よりお金を借りて2枚買い、朝晩、富札に手お合わせている。その姿が何とも言えない(⌒-⌒)ニコニコ...2019/10/14
とし
73
江戸の御庭番「富籤始末」4巻。吉宗への遺恨から、富籤興行元の寺僧と紀州徳川家の留守居番頭とが結託して不正を、その不正を利用し吉宗失脚を企てる仙台藩の命を受けた甲賀忍者との攻防、忍びは悲しいですね。されど倉沢喬四郎強し。2019/11/29
真理そら
40
冒頭の一行目の描写から「あゝ、藤井作品だなあ」という安心感。忍者対決のテンポの良さと草の運命の切なさ非情さを感じたり喬四郎の強さに呆れたりしながら楽しく読了。陪臣と直参ではかなり身分が違うのだから、吉宗が将軍になった時に佐橋のように感じた家臣も多かったかもしれないと思い愚かと言い切ってしまうのは気の毒な気がした。2019/09/22
ひ ろ
7
★★★☆☆2021/05/03
ekoeko
1
4巻目。目付が闇討ちされた事件で喬四郎は吉宗の直命を受け探索に乗り出す。紀伊藩の江戸中屋敷が絡む富札の謎を甲賀の忍びと対抗しながら解いていく。2019/11/01
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