角川文庫 首一つ 江戸の御庭番６

著者名：藤井邦夫【著者】

KADOKAWA（2020/07発売）

• ISBN：9784041091951

内容説明

世直しを説き、急速に信者を増やす真霊宗の若き僧侶・龍光。凄腕の隠密・喬四郎は吉宗の密命でその素性と狙いを探る。江戸の町を荒し廻る忍びの一味との関係は？　その背後には狡猾な企てがあり・・・・・・

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[やま]

江戸の御庭番6作目　2020.07発行。字の大きさは…中。 第8代将軍徳川吉宗の命により御庭番・倉沢喬四郎が探索します。 此度は、加賀前田家の支藩大聖寺藩の藩主の若き叔父・前田利忠と加賀前田家の老職・一色庄太夫とが、真霊山龍円寺の若き龍光僧正を騙し、江戸に騒動を起こします…。 倉沢喬四郎の剣が冴え、棒手裏剣が飛と、敵対する甲斐忍びを倒していきます。爽快です。 その喬四郎に初めての子が生まれます。その慌てようが、微笑ましいです。

2020/08/24

[とし]

江戸の御庭番｢首一つ｣６巻。今回は喬四朗、謎の真霊宗相手に相棒も負傷するほど随分とてこずりましたが、無事解決。それにしても我が子誕生には流石に江戸のお庭番も形無しですね。

2020/10/05

[goodchoice]

忍び同士の戦いなのでやむを得ないところはあるが、今回はややしつこすぎて、途中から飽きてきた。もう少し違う展開も欲しい。

2020/09/13

[さるお]

倒す敵がだんだん大きく、深くなって行く。ヒヤリとさせられる場面もあるが、難を乗り越えて行く。 赤子は男女どちらか？ 6巻一気読み。それだけ読みやすかった。

2020/08/01