内容説明
高校三年になった花音。報われない愛と知りつつも凪子を好きな慎之介を見て思う。「私だったら、好きな人には、好きを返してほしい…。三年前、一泉くんより淳くんを選んだのは、だからだ。あのとき、本当に好きだったのは誰…?」淳くんの目が弥生を映すことを許せない花音。一泉くんを胸の中から捨てきれない花音。自分の恋のゆくえに十八歳の心は乱れる…。※イラストは収録されていません。
目次
第1章 花冷え
第2章 夏霞み
第3章 宵闇月
第4章 夢おぼろ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニーナ
2
再読。高校三年生の花音。弥生の存在のため、淳くんとの仲が少しずつギクシャクし始めてしまう。そして、大きくなる一泉の存在。花音の心はどこに向かって行くのか?2011/09/20
@KR
0
可織は工藤先生への恋心を自覚。中学生編を思うとこんなに長く花音と友人をやってく子になるとは思っていなかった。頼子の存在を忘れつつある。淳くんとついに別れた花音。一泉とどうなるか、短大編がどうだったか全然覚えてないので楽しみ。弥生に、ついには淳くんと付き合っていた事を告げなかった花音。言ってしまってきっぱり弥生と縁を切れば良かったのにと思った。2018/01/02
nekoja
0
18歳の花音。自分の心の声を聞く。2010/04/08