内容説明
ママが死んで、6年ぶりにパパの家にひきとられた12歳の池上花音。坂口家にはパパの奥さんの美保おばさんと実の姉のまどかがいたけど、花音の心は新しい環境や中学生になることの不安で、いっぱいで…。そんな中、海辺で会ったノッポの一泉くんという男の子になつかしい予感を感じたり。少女・花音の成長を描くシリーズ第1巻。※イラストは収録されていません。
目次
第1章 カノンの降る午後
第2章 とまどいの春景色
第3章 ときめきの素描
第4章 さみしい夏模様
第5章 いちばん熱い涙
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
2
初読。2004/10/05
ニーナ
1
再読。中学一年生の花音。両親の離婚でママと一緒に暮らしていた花音。ママが亡くなったために、パパとお姉ちゃんのまどか、そしてあたらしいお母さんのいる昔住んだ家に戻ってきます。そこに待っていたのは、新しい生活と淡く切ない恋のはじまり。小説っていうよりも、まるで花音の日記を読んでいるような気持ちになります、。2011/09/13
@KR
0
小〜中学生の時にハマっていた倉本由布さんの天使のカノンシリーズの第1作目。ノンシリーズの書き下ろしが好きでよく読んでた思い出もあるけど「カノン」は通して何回も読んでいたほど好きだった。今後の展開も重いが、この段階で12〜13歳の子供にとってはかなり過酷な状況。いきなり新しい母親に対し遠慮しないで、というのは無理じゃないかと。最終話まで一気読みしたいお話。2017/12/09
ひなこ
0
小学生の時はじめて自分で選んで読んだ小説です。今読み返してみると、ふわっとしてて、わたあめみたいで、小説って言うよりポエムみたいだなぁと感じました。そして、同時に小学生だった自分を思い出してなんだか恥ずかしい…2014/02/19
みや
0
再読。13歳、中一の花音。2010/08/26
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