内容説明
短大に入学するために見知らぬ町へやってきた花音。まみという仲よしもできたし、“ロトリー”というサークルにも入った。でもひとり暮らしがさびしいことも。そんなある日、サークルに新入会員が。その人はなんと、あのみーくん、松浦一泉。はじめはとまどうふたり。でもやさしい思いが、心に通じあうようになって…。※イラストは収録されていません。
目次
第1章 ブルー ――a breeze from the sea.
第2章 パズル ――in the labyrinth.
第3章 シャボン ――a memory of yesterday.
第4章 アローン ――romantic revival.
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニーナ
1
再読。短大1年生19歳の花音。淳悦ときちんと別れて、一泉に告白して振られた花音。気持ちも新たに新しい街で一人暮らしをしながら始まった生活の中にはまるでそうなるべくそうなったかのように、気が付けば一泉がいて・・・。一度は止まってしまった二人の時がカチリと動き始めた予感。2011/09/30
ゆき
0
花音19歳。1冊ごとにひとつずつ年を取っていくカノンシリーズ。ついに花音が短大生になったよ!一人暮らしをして短大行くのに化粧して、大人になったなぁ、花音。親目線でしみじみ。一人暮らしの家の近くで火事があり青ざめながら帰るシーンが思い出されますね。無事で良かった。