内容説明
高校2年の夏。17歳の誕生日の花音は松浦一泉(みーくん)と再会した。でも彼にとっては、その日は恋人・祐実の一周忌だった。「皮肉だね。俺、もう、花音の誕生日を祝ってやれなくなっちゃった…」すれちがってしまう想いに、花音の心は重い。恋人の大沢淳悦(淳くん)も含めて、ガラスのように儚くこわれやすい心たちの姿を花音は知っていく…。好評シリーズ第5作。※イラストは収録されていません。
目次
第1章 夏の残像
第2章 夢のりふれいん
第3章 天使のためいき
第4章 ガラスの楽園
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
@KR
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弥生との事をお互い口にしない。そりゃ別れるよ、というぐらいすれ違う二人。修学旅行での花音が締め出される辺りは大分不愉快。まさかの一泉と偶然会う事でそりゃあ一泉の方行くよね、という展開。2017/12/29
ニーナ
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再読。高校二年生の花音。心の中にまだ残っていた恋心にはっきりと気づく花音。だけど拒絶され、「一番好きなのは淳くんなのよ!」と言い聞かせる気持ちを乱すように弥生ちゃんの存在が突然現れる。十代の恋はまるで風に吹かれてくるくる舞う木の葉みたいだよね。2011/09/17
nekoja
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17歳の花音。自分のこころに迷う日々。2010/03/28
ゆき
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どう考えてもみーくんでしょ、なのにどうしてそうなる!話の展開に納得できなかったな…花音17歳。