内容説明
中学3年の池上花音。3年5組の教室はいつもの仲間たちでにぎやかだ。でも受験生だもん、話題は志望高校のことだったりするのね。でも、そんな日々の中で、坂本先生が結婚し、おばあちゃんが亡くなって、花音はまたひとつ、心の階段を上っていく。そして、一泉や淳悦の間でゆれる自分の心にも決着をつけようとして…。※イラストは収録されていません。
目次
第1章 8月のクラフティ
第2章 ほろ苦いミルクの日
第3章 シャーベットに忘れ物
第4章 ためいきのショコラ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
@KR
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言葉にしてくれたからという理由で花音は淳くんの元に。姉・まどかと不破先生とのやり取りはハッキリした伏線だったなあ。2017/12/16
ニーナ
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再読。中学三年生の花音。二人の男の子への好きな気持ちの間で揺れている花音。おばあちゃんの他界、家庭教師の不破先生の恋や数学の坂本先生の恋の話を聞きながら、自問自答の日々。そして高校受験に中学卒業。その前に花音も三年間の想いに決着をつけます。この巻はなぜだか少し暗い?切ない?気持ちが漂っているなぁ。2011/09/15
みや
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再読。15歳、中三の花音。恋に一応決着。でも、その行方を知ってるからなぁ…。不破先生とまどかの会話とか…。2010/08/26
ゆき
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淳くんとくっついたのは意外すぎました…自分が思ってた展開と違うのは…違和感すぎる。花音15歳