内容説明
「フィーアはサザランドに、おとぎ話のような魔法でもかけたというのか?」
薬の効かない黄紋病が流行り、死を待つだけの住民たち。
憎しみと悲しみに閉ざされ、騎士たちとの溝は深まるばかり。
そんなサザランドに、大聖女と認められたフィーアは、優しく劇的な変化をもたらす。
「ああ、私たちは何度、大聖女様に救われるのだろう」
300年前から受け継がれる住民たちの想いと、フィーアの打算のない行動により、頑なだった住民たちが、フィーアとフィーアに連なる騎士たちに心を開き始める。
そして、全ての住民がフィーアに最上位の敬意を捧げた瞬間、王都にいるはずのある騎士が現れて―――!?
書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、『カーティス団長三番勝負』
(VSシリル、VSクェンティン、VSサヴィス)ほかを大ボリュームでお届け!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
37
かつて民族が絶滅するかと思われた疫病を大聖女が作ってくれた薬で克服したかと思ったら。疫病が変異して薬が全く効かなくなり多くの人々が亡くなって行っていた。ただそれを秘密裏にしており領主にも報告していない始末。それを大聖女の再来だと騒がれてる彼女に村長の孫が拉致して助けを求めようとしたが、、彼女には睡眠薬が効かなかった。それでも彼女は問題の場所に訪れるが、、今度は彼女を心配で尾行していた騎士が飛び込んで来て剣戟となってしまい。騎士は満身創痍となってしまったが彼女の魔法で騎士は一命を取り留める。そして記憶が、、2022/11/29
はつばあば
35
サザランドで「大聖女ではない」と言いながら人々に奇跡を与えるフィーア。前世ではどんな亡くなり方をしたのだろう・・。地元で騎士団長をするカーティスが300年前「青の騎士」であったことを思い出す。??凄いねぇ輪廻転生・・どこまで広がるのだろう。この時代のフィーアは大聖女であることを隠しながら人の為に尽くして、笑いを与えて・・。ほんと健気!。これで思っている以上の悲しい亡くなり方をされていたなら・・兄達許すまじ!。5巻目にいきます。続きが揃っているってほんと有難い2024/12/25
しまふくろう
20
続けて購入。絵は良かった。 物語はサザランドでの顛末とその後の話。せっかくの海辺なのに水着シーンがなくて残念だった。カーティスが三百年前の記憶を持っているので遂に大聖女の死後何があったか判るのか、と思ったらそんな事もなくてずっこけた。なんで当事者のフィーアがそこを気にしないんだ。 着々と実力派イケメンを侍らせてるから、フィーア的には昔の真相より今の逆ハーが重要なんだろうか。 2020/12/20
しましまこ
19
青騎士さまも結構なポンコツ?噛み合わない会話が面白い~。2021/09/09
三毛猫メリー
14
サザランド編は綺麗に問題解決しました。カーティスは前世の記憶がよみがえり、王都にフィーアと共に帰還する。22-352022/05/31
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