内容説明
王都へ帰還したフィーアを待っていたのは……国王との面談!?
サヴィスとシリル同席のもと、国王面談に臨むフィーア。
「国王陛下は色々と試してこられるかもしれませんが、訓練修了の確認だと思って、できるだけお応えくださいね」
シリルからの言葉を受け、全力で挑むことを決意するフィーア。
しかし、国王のお気に入りである道化師の少年は、試すような発言とともにフィーアへとある「ゲーム」を持ちかけ……
飄々とした道化師を相手に、フィーア本気の「駆け引き」が始まる!
書き下ろしは、団長たちが不思議な効能のお茶に翻弄される『は茶め茶会』、道化師たちの反省会、混沌の『第2回騎士団長会議』、300年前の過去編など、愉快で楽しいエピソードを大ボリュームでお届け!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
19
国王と面談、大聖女のバラを復活。2022/12/03
カッパ
9
いつかは出てくると思っていた国王やその側近。もちろん愉快な仲間になりました。よきよき。2023/04/16
dorimusi
6
6巻からだいぶ開いたのでちょっと忘れ気味。 王様との面談から。とうか本編はほぼ面談だけだった。あとは挿話。でもその面談で300年前との繋がりが少し明らかになり、挿話の騎士団団長会議でついに黒竜の話しが団長に共有されたり隠せてなかった秘密が公然の秘密として共有された。なんというかストーリーが次の段階に進んだ気がします。本編3話しかないのに進んだ気がするのもすごい気がするけど……2023/07/22
ささきち
6
フィーアが王様に会うわけだがまさかフィーアと会う前から狂っているなんてさすがは王様だぜ!フィーアの血族はやはり一癖二癖くらいないとつとまらんよなぁ!そんで王様と公爵にサヴィスとシリルも含めてフィーア無双によってに皆フィーアの虜になってしまうのもご愛嬌wそんで呪いの原因が精霊王とのことだけどまぁーセブンがやった事よね?と本人が隠してたけどセブンは精霊王でいいのかな?これはZEROのほうでわかるか。てか今の王族ってフィーアを裏切った屑はシリウスが全員殺して姉の子が引き継いだものだと思っていたがまさか子孫を2022/09/24
らっこ
4
国王との面談でも安定のやらかしでした。この鋭すぎる観察眼の半分でも常に発揮できていたらと思わずにはいられません。セルリアンをボコボコにするのは気分爽快でしたけどね。公爵たちなど騎士団より偉い人たちにも無事目をつけられ、もうストッパーが外れてしまった模様です。また今回一番面白かったのは騎士団長会議かな。もう隠しきれてないあれやこれやを、頭抱えて叫びながら掘り返していく姿に笑っちゃいました。2023/04/11